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川野三郎
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歌人であるよりも、三十一文字の詩人でありたい。風に羽ばたく・鳥にあこがれて。
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日の陰るとたんに秋になりますね 東京はいま神無月です。
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とこしへに手のとどかざる輝きよ 僕を濡らして星のしづくよ
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するするとほどけてゆくよ 赤い糸 はりつめてくる心の琴線
12
人生はゆきづまりだと思うにも とろとろ生きろとまたたく信号/物名歌
7
尊厳死、やがて問われることならん あなたはいまだそんげんしないの?
5
虚しさの海に溺れた人を見て そっとしておく僕の
優しさ
(
つめたさ
)
7
秘密だよ。隠したとこをばらしたら 罪ひとつでも針千本よ/物名歌
4
一週間、またあらたまる毎日よ うひうひしくも生きてゆかなも/物名歌
4
わさびはむごときいのちのわびしさよ ひたひたとしておぼれゆく沢
7
あきらめて忘れたはずのこころにも どこかで人をまだ待っている
9
ふと土の底から伸びてきた腕に ハンカチかぶせ「ナ・ム・ア・ミ・ダ・ブ・ツ」
4
てくてくと歩いてゆくよ どこまでも 僕は歩くの大好き星人
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秋だから油断していた チョコレート溶けちゃいそうだよ 冷所に避難
9
葛根湯、買って帰ろう。忘れずに 花粉症にも効くとの噂あり
4
ガソリンの匂ひの鼻につきまして 吾が視界には、はるか郊外
4
秋の空 千鳥もかえってきましたね 夏はどちらに避暑していたの?
8
肩よするいとしき人のぬくもりよ 夜汽車にゆられ しののめを待つ
8
あなたとはずっと親しくしたいから 歌をよむだけの仲でいましょう。
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古語辞典
(
三省堂詳説
)
・
国語辞典
(
小学館言泉
)
はしきしまのともがらですな 座右に欠かさず
6
社会詠批判をしたら つぎつぎと降って湧いたる
社会詠あり
(
どうすんだこれ
)
3
この土地に骨を埋めむときめた身の 旅にゆくのはまたかへるため
8
note.com
(
のおと
)
にていろんなタグにお邪魔して歌なげこんでゆくぞたのしき
4
スタバにてニーチェひもとくニヒリスト 現代日本の象徴は僕?
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秋なのに花粉症とはこれいかに したたりやまぬ鼻のした水
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ひとりずつ連れのおりたつ 夜のバス 最後の客になった寂寞
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扇風機に水鉄砲をうちつけて ドン・キホーテの気分でありし
7
気まぐれにはるか墜つべし ビルのふち 血に染められて夕映えの空
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扇風機しまう代わりにヒーターのお出まし しばし待機されたし
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ほれました。ちょっと昭和の薫りして 杏のようなあなたの笑みに
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あらかじめ正義を設定できたなら 社会詠でもお手軽ですか
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