Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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辞めどきか梅雨の晴れ間の束の間の 蝉鳴く前の夏の静けさ
7
往来で知の障害を持つ児らを 連れ添い守る父親の
魄
(
はく
)
8
紋次郎 念仏の鉄に藤枝梅安 サンダース軍曹 ヘンリー少尉
3
アイコンをイーストウッドに換えたのは ブロンソン氏にタメを張るため
3
齢老いて
他人
(
ひと
)
に股ぐら任すより
砲弾
(
たま
)
受け飛び散る最期がよいか
4
そぼ降るも
水面
(
みなも
)
の下は静か澄み 梅雨空のプール
腕
(
かいな
)
かきゆく
6
おっさんよ「納豆記念日」よく詠んだ 歯の浮く本歌に一石投ず
6
嗚呼かゆし陽に晒されば必ずや 日光湿疹この夏もまた
6
嗚呼小事またも瞋恚が襲いくる 怒れば苦しみ増すばかりも
6
子供の頃のアルバムにしがみつくのはもうよせ老友 汝これからまだまだ生くるぞ
5
冬の夜に湯たんぽ代わりに抱いた児も 今は製鉄
工場
(
こうば
)
の男となりぬ
9
屋外の古きプールに人は来ぬ 五十メートルただ折り返す
9
人の来ぬ古きプールを独り泳ぐ ただ方形の重き水量
7
視る者と視られる者の交錯を 覗きて記す箱男の壁
6
陽の害を男も避けよと日傘せど いかに涼とてスカートははかぬ
5
朋輩の目線をそっと窺いつ 男の日傘足ばやに行く
11
この夏の流行りならむと胸張るも 男の日傘顔隠しゆく
13
児の増ゆる昭和の頃のあり様を 児の減る今の範とせぬかは
9
児の増ゆる南の国のあり様を 児の減る国は範とせぬかは
4
犬猫を殺して喰えば罪ならむ牛豚鶏はさまで言わねど
5
自らの糞を喰らいて回り生くユープケッチャの夢見ゆる
黎
(
あさ
)
5
絆
(
きずな
)
友
(
とも
)
家族
(
かぞく
)
仲間
(
なかま
)
とかまびすし 独りで居るがそんなに変か
5
人の和に入るも入らぬも人の
儘
(
まま
)
椋鳥もよし百舌もまたよし
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