Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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いかばかり片付けせしもなおさらに 女房文句を言い募りけり(まるでシュウトメ)
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頂点にキンキンと立つ神よりも 下等な神を我ら慕ひて
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女房が毎朝作る弁当は 六百二十五円の対価を取られ(日割り)
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いつもより五分早起きした朝は 「視界に入るな」と女房に言われ
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「握り鮨」うそをつくなよ「乗せ寿司」じゃん 握らぬすしがベルトを走り
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朝車両 人横たわり痙攣す 疲者か病者か はたまた酔者か(酔者でした)
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あたたかい羽毛ふとんにくるまって このまま黄泉に でもトイレにはいく
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白癬菌つめから消えるその頃に 定年迎ふ革靴さらば
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爪に残る細い筋ある白癬菌 あと十ミリで生え替わるらむ
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ながいながい白癬菌との闘いに ついに終止符打つ時来たり
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火宅なる言葉を残して男消ゆ 彷徨いをるか獄にをるのか(ぼへさん、どうしたの?)
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まだいいやあしたにしてもいいもんね うしろにたおしてそして忘れよ
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たれそれがあれこれせしと吊るしあぐ 学級委員のにくたらし口
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河川敷ここは路上じゃないもんね 辺り見回しロング缶呑む
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鍛えても今より勁くならぬ歳 それでも続ける凋落怖れ
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抱きて コンコンチキチン コンチキチン と唱えると みどりごよく寝る
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下読みの担当クシャポイした中に世紀の名作焼却されゆく(負け惜しみ!)
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力こぶつくって魅せて腹へこめ 俺はポパイだ酒呑んだなら(小遊三か私は)
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我が裸体かがみにうつして悦にいる 還暦過ぎとはたれも思はじ(言ってもた)
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じまんなる琺瑯ぶねに湯をはれば 指の先から骨に暖しむ
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待ってました 刀伊の入寇あらごとだ 大河なんだからそれもなくっちゃ
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紅つけてくねくねおどる男みて 違和感おぼゆと言ったらNG
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俵万智お題は「春」と気の早い 秋春のネタ差替え投稿
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仕損じてひげそりあごから血がたらり 蒲団汚さじと女房文句言い
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千秋楽 贔屓の力士の星のびず モチベ下がって師走を迎え
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指とペンうごかし字を書く作業やめ いかに文明永らえるとや
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手弱女の使う言葉の面白さ 枕草子は今もいきづく
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流行語まいとし初聞く言の葉は その後残らぬその年だけの
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湯豆腐のだしがら昆布を噛みて喰む 腹の掃除の海の幸かな
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バナナと柿には思い至らず未挑戦 アボカドはいけましたが熟れ過ぎは没
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