Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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寝苦しく夜中に何度も目が覚める 貞子と伽椰子が出たら嫌だぞ(平成の名作)
6
恐ろしや妻の寝言は黄泉の聲 憑り代の口 俺を責めるか
7
キリコ観て「夢の解き絵」とするならば それではただのクイズに堕ちぬ(キリコ展行ってきます)
6
車窓に見ゆ
燐寸
(
マッチ
)
箱のよな家々の どの一つさえ我は届かぬ
6
飯物
(
めしもの
)
を肴にするは酒家の恥 亡父の戒め今日は破りぬ(お稲荷さんも食べ)
8
塩豆に
牛の塩漬け
(
コンビーフ
)
塩玉子 お稲荷さまも肴に加え
7
隣席に誰が座ろうと俺は呑む
走る居酒屋
(
しんかんせん
)
四合の清酒
7
蝉や雉 奇妙な感性面白き フォローに付くはカウボーイ二人
7
愛用の桜井漆器の赤酒椀 車輌揺れても酒はこぼさじ
6
やれ帰らん愉しみ居酒屋新幹線 今日の肴はコンビーフと豆
8
金沢のビジネスホテルは満室で 能登の人多く泊まらむ二次避難
7
美女降りてなぜか気楽になった俺 金沢までの残る半時
8
あれ残念 美女は富山で降りちゃった 戻していけよドリンクホルダー
6
新幹線美女の頭傾きて もう少しで載る俺の肩の
端
(
は
)
9
七月の新幹線は満席で 周りは遊びか俺は仕事だ
4
新幹線蒸れ靴脱いで足組めど 美女が隣じゃ遠慮しようか
7
新幹線とにかく寝るぞ長野まで しかし気になる隣の美女が
7
日本橋朝の七時で既に蒸す 汗に湿りし
衣
(
ころも
)
替えたし
3
上高地かの地こそ浄土ならむ 小なる白蛇 沢泳ぎおり
7
蝉焼いて醤油つければ旨いとさ 脱け殻素揚げに塩ふれ
大人女
(
おとめ
)
4
ベランダに蝉仰向けに俺を見る まだ生きてるかもと思うと
触
(
さわ
)
れぬ
7
ベランダに蝉仰向けに硬直す 複雑な造形 透き通る
翅
(
はね
)
6
どぜうは泥の子土の味 湖沼の精を疲者に与えよ(猫は食わんでしょうな)
4
魚籠のどぜうとは野趣あり旨し 鰻なんぞはおこちゃまの食
3
金沢でよく行く居酒屋カウンター 山椒香り立つどぜうの蒲焼き
7
金沢は北の国とは名ばかりで 夏の暑さは帝都を凌ぐ
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金沢に月に一度は営業回り 回るは事務所や工場ばかり
4
女たらしの太宰はあまり好まぬが 「津軽」のラストに涙ぐむ俺
8
コンビニの軒下借りて路上呑み やっと汗ひく仕事も終わる(アルコール9%ハイボールロング缶)
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夏営業 炎天の下一万歩 見るも無残な汗だく男に
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