Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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逃げ道は残していけよ
手弱女
(
我が友
)
よ 再度の転職決した夏に
6
胎児よ胎児よなぜ嗤う ドグラ・マグラに引き込まれゆく
4
かかと付けしゃがめないのよ固い僕 和式トイレでそっくりかえる
5
「立て飢えたる者よ」と言えど それほど飢えたる者なし
5
誇りさえ与えれば
雄
(
おす
)
は何でもする それをうまく利用せよ
雌
(
めす
)
らよ
5
大根を擦りゆくたびに棘近し 血の混じりたるおろしは嫌ぞ
5
大根をおろす
金棘
(
かなとげ
)
あな怖し いつしか俺の仕事となりぬ
12
枝豆の両端を切る指仕事 いつから俺の義務になるらむ
7
存分に酒
給
(
た
)
べ肴食わんため 泳ぎて身を干す公営プール
9
禍々し蜩の聲黄泉の聲 わしはなるべく
彼岸
(
そちら
)
に行かんぞ
5
米人は強い男が好きだから 拳振りかざす負傷の老爺
6
力士らを怪我から守る方策は 土俵の丈を低くせよと妻
6
唯一人
(
ただひとり
)
大統領の杯を受く 実質横綱立て朝乃山
6
羆
(
ひぐま
)
をも倒すやしれぬ肩透かし 胸すく快児見よ翠富士
4
古
(
いにしえ
)
の名大関の名を借りて 若武者登れ笑まず驕らず
4
怪我負いて奈落に堕ちたあの男 還ってきたぞ行け若隆景
6
暑き場所 肉ぶち当たる汗が飛ぶ 力士の咆哮
竦
(
すく
)
む
手弱女
(
たをやめ
)
5
痛み耐え地位守らんと粘る意地 註文相撲を恥ずるな老兵
7
小兵らよ引け回り込め意表突け 弁慶倒す牛若の快
6
枝豆や三寸飛んで口に入る 子規のこの句に麦酒や美味し
9
豆の香の木綿豆腐は堅くあれ もさり武骨な
益荒男
(
ますらを
)
の味
7
ただ一つ単身時代の習慣で ハンカチYシャツ
火熨斗
(
ひのし
)
する俺
6
「社としてはやってます」感丸出しの ストレスチェックに鼻白む俺
9
辞めどきか梅雨の晴れ間の束の間の 蝉鳴く前の夏の静けさ
7
紋次郎 念仏の鉄に藤枝梅安 サンダース軍曹 ヘンリー少尉
3
アイコンをイーストウッドに換えたのは ブロンソン氏にタメを張るため
3
齢老いて
他人
(
ひと
)
に股ぐら任すより
砲弾
(
たま
)
受け飛び散る最期がよいか
4
おっさんよ「納豆記念日」よく詠んだ 歯の浮く本歌に一石投ず
6
嗚呼かゆし陽に晒されば必ずや 日光湿疹この夏もまた
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嗚呼小事またも瞋恚が襲いくる 怒れば苦しみ増すばかりも
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