刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。

勇気出し彼女に告白した彼は ちゅうねんなのでセクハラ認定
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耐えきれずヒトテクすててこ再登板 ニット帽までかぶって卯月
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冴え返り花隧道に人気ひとけなく ジンソーダ缶持つ手かじかむ
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29(肉)の日に試しに買った切落し 4割り引きの豊かなごちそう
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ヒトテクをエアリズムに替えたので もう戻れない花冷えがまん
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若者は言葉を多く盛りたがり 老人は形容詞を使いたがり
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護岸され生活排水流れゆく 放水路にも一面の花
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片羽根でくるくる回るヘリコプター 楓の種が飛来しをり
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それ「ひっつみ」南部名物今もなお 「ばっけ」味噌添え燗酒あたたま(山羊さんタラコさん)
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貴婦人が通ったような香りした それもそのはずサクラはバラ科
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月並みと言われようとも桜好き 私の姓の一文字なので
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金沢なう 気温が一気に急降下 ソメイヨシノは当面おあずけ
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寒桜 散った萼にも雨雫 染井吉野の前座を終へて
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感情を同調させたつもりでも それ迷惑な第三者の目
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先々週 通ったときの豪雪は 幻のよう消えた信濃路
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悪相のアイコン捨てて戒名まで どうしたんだよ らしくないぜよ(愛瑠翔さんへ)
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チクられた10万円のお小遣い 高いと妬むか ははんと笑うか
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花隧道くぐればそこは過去の俺 戻ればここは今の私か
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川風で盛りが遅くなるにつれ 待つや楽しき花の隧道
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山の火を鎮め給へよ雨の神 吾の子が暮らす伊予の郷ゆえ
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麻薬打ち異常な意思を貫いた そのアドルフに市民は額づき
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山荘で愛の時間を楽しんだ 親子の歳の差 アドルフとエヴァ
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黒砂糖ふたかけらほどアテにして ストーヴけずに湯割りでしのぐ夜
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押し強く誠心誠意の男よりイケメン君に軍配上がる(相撲由来語⑨)
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海行かば水漬く屍は土左衛門 ぽっちゃり色白お腹まんまる(相撲由来語⑧)
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コート脱ぎ肩甲骨を一回し気張ったところで お腹ゴロゴロ(腸が弱点)
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ガチ泳ぎ格段の差を見せつける 一枚上手の蛙男が(相撲由来語⑦)
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山歩きたった5分で顎あがる 丘に上がった河童の弱音(相撲由来語⑥)
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クロールで1000mなど序の口よ ついてこれまい歳下君よ(相撲由来語⑤)
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懐が深い男と言われたく 女子社員には笑顔絶やさず(相撲由来語④)
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