Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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パソコンとマウスの手垢も拭き浄め 仕事納めの析の
音
(
ね
)
ひと打ち
20
ちゃっかりと休暇を取って九連休 あとは野となれ山となれかな
20
冬らしき決まり言葉を重ね聞く メリクリあけおめ西高東低
23
はやばやと松竹立てる家もあり そろそろ明日で仕事納めか
20
寒暖差五十℃に仰天
9
年末も休暇が取れない業界の 働く人にぞ神よ恵みを
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カレンダー印刷するのも
生計
(
たつき
)
なり 無駄と決めるは人情ならず
19
欲しい人ゐるのかしらんカレンダー 無駄を承知の営業儀礼
20
カレンダー配り配られ年の瀬の 営業マンらの恒例苦役
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乳香と没薬なんて要らぬから
黄金
(
きん
)
だけください三博士たち(聖夜)
14
新約にルシファーの名はあらわれぬ イエスも意外と買っていたかも(悪魔④)
11
ルシファーを絶対悪と特定す
戦
(
いくさ
)
の仕方とさもよく似たり(悪魔③)
14
布教には
敵役
(
かたきやく
)
が必要と 降格されしルシファー哀れ(悪魔②)
14
堕天使
(
ルシファー
)
の元の名前は金星で 天上界の専務級とぞ(悪魔①)
15
暗闇に吾を連れ去れ地下鉄よ もう帰れないほどの遠くへ
22
遠い町見知らぬ街に吾を置き 地下鉄はただ走り去りゆく
16
ドアを開け夜気を吸ひ込み地下鉄は 百足のやうに節をくねらす
22
憧れの林住期には入れずに 入口探して悶々とする
20
雨催ひ靄もかかった冬の朝 奇妙に温ひ師走の日曜
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楓より十は倍する手のひらの プラタナスの葉枯れて別れを
19
瞋
(
いかり
)
とは攻撃されて起きるもの 全てのいくさはこれに始まる
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目の前で机を叩かる不快さは された者には消えることなし
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「過ぎたるは及ばざるがごとし」と神君の おっしゃるとおりそのとおりです
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暴飲の出張帰りの土曜日は ホカペのうえで丸まってゐる
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あきらかに血縁者とは見えるけど 意外と他人な阿佐ヶ谷姉妹
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みどりごのはだかの足がぶらさがり 若い夫婦のリュックの脇に
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北陸も今のところは雪はなく ほんとの冬はこれからこれから
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山抜けて富山平野はひろびろと 雪の立山
屛風
(
びょうぶ
)
に立てて
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寒かろふ冷たかろふて冬の町 家の中には温き火のあれ
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隧道を一つくぐれば様かはり 枯れ山はもふ雪の葉を付け
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