Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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菩提寺も時代と共に姿変え 樹々の狭間に千の風入る
16
うたかたに気持ちの分かる歌あれば グループラインで拍手のスタンプ押すが如し
11
花咲けば青田を翔る風が待つ ゆっくり進めよ ゆらゆらの春
25
人誰も家族という名の基地を持つ 十の幸せ喜びつ 倍の心配して居りぬ
15
我が夫は 実直、頑な、愛想なし 今 好好爺となり娘と笑ふ
28
水脈を辿りて歩く山の辺に萌黄に映える ふきのとう愛らし
17
眼福耳福 より良く生きる術なれど 舞台見たくも チケット高額悲しけり
9
艶やかさ競う中馬の雛街道 豪商に生まれし男児 男雛を貰うらし
9
人の運 天秤ばかりにかけてみる シーソー如くに揺れて止まらず
22
インフラが未だ整わぬ能登の地に 不自由なき春 本物の春いつ来る
12
美しき所作持て出さる茶を飲みて 集いは終わり弥生月来る
19
友人はいつも優しき言葉発つ 心の痛み倍持ちたるも
21
公民館より流れくる春の唱歌
(
うた
)
聞きつつ歩くのどけし午後に
19
よく笑うレンタル着物のカップルが 城下町往く 絵に描いたよな青春
15
建築の 天才ガウディ悲劇人 段差に躓きそこに電車の悲運あり
(
サグラダファミリア展より
)
8
下手でいいへたがいい のフレーズを短歌
(
うた
)
にも通ずと一首詠むなり
18
大正六年の 木型でこさえし雛菓子を
(
おこしもの
)
亡父母に供えし雛より先に
13
春陽浴び 樹々の聖霊歌い出す 疲れし人へ力の歌を
20
若き頃 幸福の樹 の名につられ 買った木と我 今も生きてます
18
ゆるるりと昭和漂う喫茶店 同じ匂いの友と語らふ
21
水面揺れ ドクターヘリが戻り着く 命よ続け暖かな春来る
11
占いを信じ過ごした少女の日 大人になる頃当たらぬを知る
22
虹の橋 渡りし愛犬ももちゃんに 今でも詫びたしあの時ごめんね
17
カラーパープル 余韻残りし映画観る 自分に、痛みに、強し女は
12
れんげ摘み野を駆け抜けた我が里は 素敵な街並み我知らぬ町
20
いいね横 いいねの特大あったなら迷わず押すよ心を寄せて
18
庭活を夫はしており黙々と 子等の為とて寂しさ滲む
25
天守より春めく世間眺むれば 戦火無き世の安寧永遠に
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女子会で 今の子みんな美形だと 昭和の普通が口々に言ふ
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感性を言葉で紡ぐ引き出しを 多く持ちて生まれ出づ人
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