Utakata
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青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。
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短歌
(
うた
)
上手く なるには多作がコツらしい 頭たたくも余計出て来ず
22
ビル街の上から吹く風突風で 優し青田の風の懐かし
22
顔知らぬ叔父は戦地の海に沈ず 祖父母の悲しみ急に迫りぬ朝ドラで
18
若き時 集っておれば安心も 今は独りの時間が楽し
18
本心の 弱音も愚痴も喜びも はくこと出来る 同志いる此処
(
ここ
)
25
考えの似し人の歌嬉しくて 背景違へど気持ちそこへと
35
夏めくも 冷えし足先冬のまま 生姜レシピも底を尽きたり
23
録画見る時間はあれど見ぬままに 映画とドラマ今日も増えゆく
24
五月吹く 若葉の風を追うように ランナー駆け往く川縁
(
かわべり
)
の道
23
見目
(
みめ
)
麗し 二雨
(
ふたあめ
)
に散る芍薬
(
しゃくやく
)
の 咲くまでの日々楽しみ待てり
18
田の畦
(
あぜ
)
に集まり咲きしキンポウゲ 何処に咲きても陽光降り注ぎ
19
熊避けの鈴の音聞こゆ緑道で 白き雲見し夏がまた来る
34
健康番組 見ないときっぱり友は言ふ 覚悟の裏の強さと弱さも
15
いつもなら挨拶の無き昼散歩 バイバイくれし幼子
(
おさなご
)
とママ
24
連れ合いは ラインも一言 。も無し Z世代とうそぶいており
17
窓開けし 始発電車の踏切音聞こゆる朝や 夏近づきぬ
23
恋の歌 詠む人誰も悩みおり結果オーライ 吾には眩し
20
雪解けの水は大河へとうとうと 夏色浅し白きアルプス
25
鮎釣果 一番大きを届け来た 日焼けの亡兄
(
あに
)
の 笑み想ふ夏
29
父子いて 水切り石で遊びおり 息子すぐ飽き 父少年になり
31
映画館 エスケープらしサラリーマン 猿の惑星に三人見っけ
27
友に会ひ お互いエ~ルを交換す 若き時より本気の本気で
23
勝負時 中途半端な鎧着て戦ふ善人は槍
(
やり
)
も短し
32
水鏡 若葉緑に空の青 浮き鳥黒く五月を写しぬ
33
若き日の宴の時は過日なり 寂しさの裏自由を得たり
31
山駅舎 待ち合い隅の招き猫 左手上げて人来るを待つ
27
人生に まさか の坂は幾つほど 解っておれば準備できるに
25
入母屋
(
いりもや
)
に被さるほどの大もみじ 谷風に揺れ屋根を掃きおり
29
誰にでも短歌
(
うた
)
に詠み癖あるらしき 確かに吾もと腹に落ちたり
38
草いきれ匂い立ちこむ畑にて 草刈る夫は夏を覚悟す
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