青山田歩歩
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令和六年 一月から始めました。
宜しくお願い致します。

ひととせが いつの間に過ぎ梅仕事 地味に楽しや梅酒に梅干し
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すれすれに水田に姿映すごと飛ぶ子ツバメに来る夏思ふ
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ここで読む数多あまた短歌うたに吾を置けばどこか重なる歳を経た今
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匂い満つ友とそぞろのバラ回廊手入れを思ふ二万の株の
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雑木林ざわわと揺れる古民家カフェ こだわりランチの過ぎるヘルシー
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縄張りか けたたましほど鳥騒ぐ 彼方に飛びて歌ふが楽しぞ
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目覚め良し小窓の外より聞こへくる鳥の声にて起こさるる朝
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朝出会ふおうな畑の草を抜く丸き背中は土慈しみ
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日記には良き事一つ書けと云ふ 花見て歩けり空青き日に
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夏手前 合図来たかに蔓のばす支柱上るを見る朝楽し
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朝の明けアジサイの花露落とし気づかぬ夜半よわの雨を教へり
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韓流ドラマ気力体力要るなれど何処かはまりし昭和の世代
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残り鴨飛び立たぬのかいまだまだ 訳でもあるか足でも痛いか
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眠れぬ夜 明け待つ時間ときの長きこと 吾亡母ははに似し 思ふ母の日
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登校の子供ら二列で静か往く今日は休みか元気なあの子
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瑞々し五月の色なり柿若葉 緑深くす夏の頃には
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葉を伝ひ雫落つるも音の無し苔の花見る山路も初夏なり
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どう詠めど 家族も誰も知らぬ場所 気楽で楽し うたかたの場所
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広大無辺北アルプスの麓にて移住のチラシ無理とて憧るる
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わさび田の近く湧く水飲めるらし地中の清冷ボトルに満たす
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濡れ落ち葉 めくりてサワガニ見つけたり 滝まで五分葉もれの坂道
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安曇野に萌木の春来て道祖神 優しお顔で旅人迎へり
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つばくらめ空ひるがへり急降下まなこで追ふも秒で消へさる
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雨催い風も花苗をいじめたり されど潤ひ貰へばおあいこ
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川向こふ山藤垂れる木立にて今日聞くウグイスいと美声なり
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川渡る 腹に風入れ鯉のぼり 水に着くごとワイヤーしなりて
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肩の荷を一つ下ろしてまた乗せた三十路四十路のせわしさ懐かし
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花がらを摘みて狭庭を見回らば蕾の横に清しき朝来る
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早朝の日差し出始む公園に生命いのち満たして鳥はさえずり
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村雨むらさめにしとどに濡れし学生の急がぬ歩幅に風邪ひかぬかと
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