Utakata
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気まぐれに も一度アイコン 変えました
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春の歌を捻り損ねて日の暮れて寒の戻りの燗冷まし呑む
16
ボケてみる ツッコミ入れる オチつける こころの薄紙 一枚剥げる
16
孫たちの入学・進学重なって祝いの春は 老後の余震/物入りだとかで支出は先に
13
四年目の金魚すくすく育ちおり 祭りの夜の記憶の薄れ
17
君の
短歌
(
うた
)
の
囀
(
さえず
)
るがごとやさしければ春ほころびて
鵯
(
ひよどり
)
の舞う
16
飲みきれぬ水割り
妻
(
きみ
)
が手伝って もうほろ酔いの、まだ七時半
12
スイッチの
⎜
(たていち)◯(まる)がわからない どっちが
O
N
なの どっちが
O
F
F
なの
8
足形に脱げたソックス
出
(
いで
)
よ、春 梅ほころんで 我ねころんで
15
「おきざり」を「おにぎり」と読み間違えて悲しみさえも可笑しみになり
13
出会いとも別れとも見ゆ
Y
字路に ヒマラヤスギの木漏れ日 ゆらり
16
「男はね照れがあるから言えない」を超えてみようか 古希も過ぎたし
15
子の歳を数えてみればなるほどと孫遠ざかる日々が腑に落ち
12
「老い」てふは嬉し哀しきアイテムか
三十一
(
さんじゅういち
)
の
字間旅行
(
じかんりょこう
)
の
10
微睡
(
まどろみ
)
の春めく光に誘われて外出てみれば頬に冬風
14
A
I
の「楽しかったです」の回答に
愛
(
a
i
)
を感じているかも…わたし
11
昭和てふ名残の朋の寄り添いし過ぎ(杉)たる日々の枝別る道/谷中の
Y
字路に寄せて
9
細き糸の紡ぎし春の絡まりて余寒に
老夫婦
(
ふたり
)
熱茶を啜る
14
寒空のオリオンが歌う静寂はふたりに注ぐシュプレヒコール
13
通院の妻に付き添う待合を静かに包む時のにこごり
20
通院の
老夫婦
(
ふたり
)
愉しき語らいは子らの幼き日々の思い出
14
おしんこの最後の一切れ譲り受け少し嬉しい
老夫婦
(
ふたり
)
の夕餉
23
手に入れし「ゆふすげ」の書影やさしくて棚のきざはし
高
(
たか
)
(貴)きに
御座
(
おわ
)
す
13
いつになく
K
A
L
D
I
(
カルディ
)
混む日を
訝
(
いぶか
)
れば
「分からないわ」と妻の
嘯
(
うそぶ
)
く
(
明日はバレンタインデーです
)
11
夕暮れにビーナスベルトを駆け上がり飛び石のごと蹴る
小望月
(
こもちづき
)
13
マズローの四段階目の欲求を知ってか知らずか好々爺なるひと
8
早咲きの桜の報せふたつみつ
南町
(
みなみちょう
)
なる地名を添えて
13
衣更着
(
きぬさらぎ
)
(如月)だのに一枚脱ぎすてて遊ぶ子らには
春隣
(
はるとなり
)
らし
20
十八年乗ったクラウン売却す 十八年の記憶を乗せて/思い出多き愛車とたった今、さよならしました
17
冬の日の障子戸透けてやはらかなほのぼの明る六畳一間/だったよな…
14
久々のラウンド半に
微睡
(
まどろみ
)
の
帰路
(
かえりじ
)
友の訃報が届く
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