tomatojapan
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気まぐれに も一度アイコン 変えました

またひとつ歳を重ねて背伸びせば逝きし友らの見た景色らし
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孫からの いたわりを聞く われ ふとす 齢かさねし 正月の朝
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七十四の誕生日迎える正月の居間に流るるアビーロード
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今年から『界隈』などを使い出す老妻のいて、あたふたとする
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鳳(おおとり)の囀り 光陰(とき)は潔し 見ずともよしの 吉野の花か
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四十年ぶりにひく手の大きくて しとどに酔いし息子を送る
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十五人揃いし正月わいわいと九十九歳(きゅうじゅうきゅう)へ二歳のあけおめ
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行き暮れて 佇めば 時 流れゆき 若き日の夢 映し絵のごと
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かろやかに詠まんとぞ思ふけふの日は そこはかとなし おほみそかにて
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「じじばばはお金持ちか」と問う孫に「そうだ」と頷く百均の前
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煩悩の鐘つく前に駆け込むは五時間待ちの田中貴金属/ネットで知りました、びっくり
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はじけたり 小晦(こつごもり)は 突然に 嬉し悲しき 孫晦(まごつごもり)へ
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あさっては きのふのやうな せうがつを むかへるらしき けふ、こつごもり
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CDの音色懐かし レコードのデジャブなりしか コンポを鳴らす
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残す日はふつかとなりぬ宵まぐれ 〈後期〉への道 裾払いつつ
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いくつかの残念集め掃き掃除 捨て場所のあてあるやなしかは
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二十年ぶりに替えれば 玄関灯 若き家族の息づかい聞こゆ
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狼の捕われし聞き安堵する 大禍のなきを祈る年の瀬
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年末にマーラータンてふ流行りめし 食べつつ思う「ごめんなさいかな」
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冬晴れや 曇りガラスのやさしかり あの春の日の陽だまりに似て
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やむなくも 短期記憶の欠落に いよいよ映える 若き日の妻(きみ)
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キャラクターグッズを選ぶ孫たちを 爺はベンチで待つ、さらに待つ
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女房と孫娘ふたり 三人で消えた ルミネのショッピングかな
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女の子の数だけ店のあるや由(よし) 立川ルミネにひとり彷徨ふ
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「たまにめちゃ伸びる」といふ孫の背の ほどなく我に並びて抜かん
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AIとコピペの行き交う戦いを ドローンで俯瞰 リモートワーク
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石けんも飴も鯛めしも 気がつけば シュリンクフレーションの波音
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時間の矢不可逆にして 幼な子は はじめの一歩に未来を記す
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ひとまわり小ぶりになったか…気のせいか おろしたてなる固形石けん
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忙中閑 BGMに流れゆく ベートーベンの『田園』に酔う
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