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花の音
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皆様 初めまして「はなのね」と申します 皆様の温かい良いねに励まされています
皆様と短歌の精進を積んでゆきたいと思います
宜しくお願い致します
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三つ色の楓の初夏の朝の陽の水面の鳥が空へ羽ばたく
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つま大葉 江戸の切子の鉢に盛るトロと栄螺に鯛なら冷酒
20
夜眠り朝に目覚めて笑み開く我を見詰めるオキザリスかな
16
うつむけど 水面に初夏の陽の風に深山の花の映える空抱く
19
風に舞う綿毛に揺れるタンポポへ母の笑顔を照らして歩む
18
出産の 捻じれ苦しむ 夢を二度 見た我が抱く 母の愛かな 「五歳位の時に見た夢」
22
良き時と 恵みの糧と 安らぎを 捧げる山と神 有難う
24
野辺に満つ たんぽぽ朝の 陽の風へ 綿毛舞い立ち 遥かな銀河
35
谷川の 南稜壁の 空へ行く 無となり恐れ消す心かな
30
林道の端の湧き水の瑠璃鳥のネオンブルーを消せぬ我が胸
23
清々し 渓の流れで 冷やす蕎麦 山葵に粋な白き花咲く
24
渓深く 流るる碧き 泡沫の 星を生き抜く 岩魚美し
21
ご酒杯は 塩焼き山女魚 渓風と 恵みの山へ捧げる月夜
22
十五夜の 渓の間へ見ゆ 仄白き 桜愛でては 仰ぎ見るかな
24
酒飲めば焚火と揺れる恋心瀬音に風の癒す渓かな
20
月の灯の 仄かに蒼き 渓に座し 焚火と酒が心地良きかな
24
置き忘れ 菓子折り拾い 自転車でバス会社までゆっくり走る
23
春雨の 雫ころりと 優しい音 鈴の白花 アマドコロかな
28
東屋の雨音と葉桜 躑躅萌ゆ 竹の梢や季節の窓辺
20
焼きたての 鶏モモ ぼんじり わかめ蛸 胡瓜に土佐酢 お銚子傾ぐ
23
一本樹 幹の捻じれて 陽の揺れる 藤棚涼し 風ありがとう
26
焼きたての だし巻き卵 大葉さん 小富士を乗せて 燗酒もひとつ
21
線切れのライトを繋ぎ 映す灯で 夜の人守る 自転車の旅
14
朝に見た桃の花へと今日景色夕に話せる僕と自転車
18
波の音の別れの曲に目を閉じて晴れやかに立つ自転車の帰路 「ショパン」
18
沿岸の北の大地の街の灯が揺れない星と願い続ける
22
自転車で海見て帰る往復は六波羅蜜の百キロの道 「涅槃までゆく修行」
27
夕霞 列車の過ぎて静まりぬ蒼き川へと登る自転車
21
蒼天の 鱗雲へと 風を抱き 翼広げる トンビ眩しき
20
朝早くペダル踏み込む果てなれど煌めく海に全て敵わぬ
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