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花の音
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皆様 初めまして「はなのね」と申します 皆様の温かい良いねに励まされています
皆様と短歌の精進を積んでゆきたいと思います
宜しくお願い致します
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10万に増えた川鵜が鮎を食み漁協は泣いて釣り師は坊主
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食べ終わる一人カレーの一皿に父の美味いとおかわり響き
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旅立ちの五月の花の薫りへと逢わぬあなたの面影癒す
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春蝉の命惜しまぬ蝉しぐれ夏蝉達の子守歌かな
20
夏の陽に溶け込み開きためらいの歩み促す金糸梅かな
15
花々の風に波立つ細き道辿りて夢の心地の初夏や
18
縁側の 柵を乗り越え 来た猫を 撫でて名前を「笑み」と名付ける
18
ねじ花の先に立ちては空仰ぎ頭撫でおる蟻も眩しい
14
グアテマラの産地の村の朝焼けが浮かび目覚める朝のカフェかな
16
屋根付けて日陰涼しきカブと行く夏日の街は夢の煌めき
11
蒸し鶏にキムチと林檎ゆで卵胡瓜とラー油の冷麵いかが
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炭焼きの秘伝のたれの鰻重に山椒を添えて肝吸い新香
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四季映す描く心の綴る音の 協奏曲に ひと日を癒す
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花満ちて好きな微風へ向き変える白い風鈴ナッキーホワイト
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一鉢に粉雪の舞う白き花夏の涼風スノーブリザード
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土砂降りの後の浅瀬で尺一寸岩魚が釣れて狙い的中
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釣り終えて山女魚弁当食べて笑む君を思って歩む二里かな
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沢下り終の滝終え果てし身に粉の緑のソーダ沁みたり
11
雪渓の氷を砕きリユックへと入れてビールの沁みる夜かな
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雪渓を潜り冷たき雨と闇川瀬のごつり抜けて眩しき
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釣れたれど川瀬へ返す数多き土産の岩魚 食べる分だけ
30
身を屈め忍ぶ歩みの長淵の底へ岩魚の影数多在り
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左崖 斜面に落ちる小石あり 素早く去りて渓の風吸ふ
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朝陽差す光りさざめく深渕へ我が竿影を隠し歩みて
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気温差の春を迎えて渓影へ微笑み灯す山桜かな
22
明け方の冷たき沢に竿振れる都忘れの花なり我は
20
朝霧の一投目にて竿しなり滝の飛沫も聞こえぬ我は
26
朝の瀬の冷たき虫と手の熱を渓の岩魚へ合わす釣りかな
17
炭で焼き枯れた岩魚に熱燗を注ぐ骨酒の沁みる渓の夜
20
荷を背負い滝へ飛び込み揉みくちゃを繰り返す沢天国近き
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