Utakata
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紡
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短歌初心者🔰
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ポンっと音立てて咲く睡蓮よ うたた寝の神を 起こしてくれよ
5
土砂降りの中で佇む一輪の 向日葵はただ晴れを待ち望む
7
サヨウナラ どれほど聞いて 見送っても 別れに慣れず 一人佇む
6
行く春を 見送る私に 容赦なく 日は照り夏を 思い出させる
8
温暖化 適応のため 猫も犬も サマーカットで 肌を見せつける
6
真夏日の うだる暑さに 疲弊して とろけ出してる 猫の寝相は
9
眠れない夜に聴く曲は誰よりも 優しく寄り添い染み込んでゆく
5
七夕の 翌日に降る 土砂降りは 彦星想う 乙女の涙
7
出来心 軽い気持ちで 立ち入れば 知らない頃に 戻れぬ沼ぞこ
5
髪色を 思いのままに 染め上げて 新たな自分を 作りあげてく
5
深淵を 覗いて見ては 浮かび上がる 悪しき姿に 目を背けるな
3
底知れぬ 不安の沼に 足取られ ズブズブ沈み 浮かばぬココロ
5
良かったと 笑いあえると 思わずに 記憶のそこに 隠した元カレ
4
友達に 戻れぬ彼と 再会は どこかちぐはぐ 収まりが悪い
5
甘すぎて 吐き出し愛は 傷ついて それでも誰かを 包み込んでく
6
きみのいう いい人だけど ごめんなさい 僕はいい人 辞めようと思う
7
届かない わかっていても 諦めず 伸ばし続けた 白く細い糸
7
眠りつく 柔らかな寝顔 見続ける 暖かな海に 静かに沈む
4
海底へ 差し込む日差しに 照らされて ぼくらの心が 暴かれてゆく
5
旅に出る 夢見るたびに 現実に 叩き起され 日々を生き抜く
3
ゆらゆらと 揺らぐ水面に 身を任せ カラダ溶けだし 湯の花となる
3
苦しくて 裸足で逃げて 行き場なく 迷子のわたし 待つ白うさぎ
3
起き上がる 気力なくして 横たわる 深い深い 海底で眠れ
4
会いたいと 口に出さずに 訴える 瞳に映る 僕を見つめる
7
ありがとう その一言が 声に出せず 後悔するたび 積もった重り
7
理想の恋 愛し愛され 幸せな 日常夢み 今日も彷徨う
3
愛知らぬ 子供のような その瞳 熱視線送り 色付きはじめた
2
キミノウタ 聞いてみたいが 言い出せず 妄想補完 響く脳内
2
貧血の まわらぬ頭で 考える どうやら私 バカだったみたい
3
頭上で 逆巻く世界 ちぐはぐに 壊れて見えるが どこか正しい
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