Utakata
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紡
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短歌初心者🔰
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ずぶ濡れの 子猫抱えた 少年は 遊具の隅で 虹を待ちわびる
7
「死にたい」が 日課になって 早二年 いつになっても 来ぬ死神よ
4
踏み込めば 未開の地すら 庭となり いつか日本が 庭園と化す
5
下を向き スマホばかりを 眺めては 目の前にいる 友を忘れる
9
「ねぇ」と呼ばれ僕の名前は無くなって名無しの権兵衛と名乗ろうかな
9
生き急ぐ 魚群を眺め 待ちぼうけ 駅のホームで
泡
(
あぶく
)
を吐いて
9
眼前の 歪む世界は いつもより 僕を優しく 包み込んでゆく
4
反抗期 知らずの
男
(
ひと
)
は 気をつけて いつか火を噴く 休火山かも
8
母さんの 優しい愛に くるまれて 悪意知らない ぼく、三十路となる
8
「また明日」 明るく言うの 精一杯 弾む心音 誤魔化しながら
5
立ち尽くし 空を見上げる 僕たちは まだこの星の 青さ知らない
8
煙る空 地面しめらす ぬるい雨 傘を持たない 私をつつむ
3
先生も 偉い人でも 正体は ただの人間 わかりあえるよ
5
深夜
2
時 テレビに映る 漆黒は 私の心を 映し出してる
7
夢見るのに 性別なんか 要らなくて 白馬に乗るは ニュートラルなの
3
僕は寝る 死体のように いつの日か 白馬に乗った
お姫様
(
ひと
)
がくるまで
4
ぽつぽつと 雨粒つたう 紫陽花を 今日も眺めて 青空願う
5
蛍火よ 命を燃やし 魅了する 光放って 恋する季節
5
愛された 記憶は子へと 引き継がれ 笑顔の時が 紡がれてゆく
6
「また明日」 と言い微笑む 横顔が 目に焼き付いて 空に描いた
2
ずいぶんと 遠くまで来たが まだ君に ごめんなさいが 言えないあなた
3
どこまでも 行けると思う 君となら 別れて知った 越えれぬ壁を
6
君がいた 季節はめぐり 1年が 過ぎ行く頃に 届いた手紙
5
学校じゃ 教えてくれない 君の心 わかりたくって 目で追う姿
3
読んで積む 本の山を 眺めつつ さらなる山を 作り上げよう
1
悲しみは 君の顔では ないことを 祈りながら 眠りにつこう
3
痛む胸に 気付かぬフリし 平然を 装い今日も 笑顔でいよう
2
君が言う 愛の言葉は 軽すぎる 信用出来ず 今日も聞き流す
4
賞味期限 切れる前に 味わってよ 待つのは飽きた 干物の思い
3
他人事 環境問題、 不景気より 恋の悩みが 重要なの
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