Utakata
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可惜夜
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あたら‐よ【可=惜夜】
明けてしまうのが惜しい夜。
noteはこちら→
https://note.com/ukmako
作った順番通りに短歌を投稿しているので、季節感のないものが散見されると思います。
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来
(
きた
)
る日を待ち侘びつつももうすでに別れを想って悲しくなると
5
京都駅空が近くの庭園にて別れを惜しむ涙の私
2
カシャっとシャッター切ればその中の君は微笑み私は涙する
2
隣にいる哀しみ込めたため息を吐く君の目に溜まる涙
3
いつかまた君のことを泣かせたくて私は今日も手紙を書くの
5
弁当やケーキの袋を真っ直ぐに持てない君の愛おしいこと
9
降車ボタン次とまりますもうそろそろ私の居場所がそこにあるから
10
嶌原の大門抜けて銭湯へ髪が冷えた君を待つ私
3
君と私互いに写真を撮りあって今日の思い出形に残そう
6
眠いなぁ君がつぶやく朝方に二度寝でもしてすっきり起きよう
2
君が飲む風上から吹く抹茶ラテ顔をしかめる私は苦手
3
いよいよ明日君は居場所に戻るのね私の横には誰もいないの
4
真夜中にさみしい歌を呟けば君が見つめる私の目元
4
昨日今日ロマンティックが終わる時残るは私1人だけなの
2
欠伸をし目を潤ませて君を見るなんだか君が遠く見えるよ
7
いつの日かわたしたちのこと
分
(
わか
)
つのはあの日乗った特急列車
6
別れの日2人を
分つ
(
わかつ
)
改札の中から見たのは涙色の君
4
地下鉄のホームに吹く風浴びた時脳裏に浮かぶあの君の顔
2
まじまじと眺めるものではありません下唇を噛む今日この頃
1
あの時さ「月が綺麗」と口に出して顔を背ける君は可愛い
5
ぽつぽつと浮かんで仕方ない短歌を書き綴って今日も生きる
6
25の友に送るおめでとうアラサーだよと基準はどこから
3
あそこのねサラダがとても美味しいとふっと微笑む小さいお顔
3
紙ナプキン柄に惹かれて集めてみるいろんな思い出あの日はそこに
3
爪が伸び白い三日月見えてきたいつも深爪綺麗になりたい
7
わくわくと嬉しそうな君にやけてるお腹すいたね早く食べよう
1
補助輪のことをコマ付き言う君は未だに乗れないシティボーイ
4
美術館あの周辺の
丹
(
に
)
の鳥居九月二十六のあの彼岸花
3
席どうぞ「せ」の字も出なくて恥ずかしく自分を責める地下鉄の席
23
梅小路水族館の入り口でドーナツの香り食べたくなっちゃう
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