Utakata
登録
Login
可惜夜
フォロー
8
フォロワー
7
投稿数
300
あたら‐よ【可=惜夜】
明けてしまうのが惜しい夜。
noteはこちら→
https://note.com/ukmako
作った順番通りに短歌を投稿しているので、季節感のないものが散見されると思います。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
…
次 ›
最後 »
君と行った京都タワーの展望台かつての職場を見下ろしてみる
2
またいつか会える日のこと夢に見て今日も私は働きに出る
2
いつか言ったセロリの話覚えててくれて相手を沼に落とす
2
文字よりも言葉の方が響くけどたまには文字も書いてみましょう
6
弟の新生活を待ち侘びてやっときた春どこまでも行け
4
桜舞うラインの画面に春感じ春が来たねとふたりで微笑む
5
微熱とは微かな熱と書くけれどもっと熱く身体が火照る
2
気だるい日微熱を出した真夜中に冷たい手が私に伸びる
2
優しさに触れて涙する暗い夜ごめんなさいと謝ることだけ
3
ひとりだけこの世の中にのこされて受け止めてくれる人はいない
2
春がきたと言える自分を好きでいたいそんな気持ちの暗い朝明け
4
不甲斐ない自分を責める朝四時にこころを開ける人はいないね
3
4:00 a.m.
(
朝四時
)
のもやもや感を味わって涙を流し眠りに落ちる
4
「あ、あれは」みどりの電話見つければ同じ物でも見るとこ違う
2
一瞬で終わってしまった物語青春の続きをさあ始めよう
3
明治時代洗練された言葉の
文
(
あや
)
初めて聴くは鉄道唱歌
3
短歌とは写真のように一瞬を切り取って作る言葉遊び
9
昔ながら歪んだガラス眺めつつ平らなガラスはどこからきたのか
1
ここ最近「君」の多さに驚きつつ素直に歌を作り続ける
4
わたしよりあたしの方が可愛らしくよく似合ってる女史の
貴女
(
あなた
)
2
オニキスの石に隠した自分のこと自分自身が最後に守れる
4
人生は牛の歩みのごとくなりゆっくり真面目に生きてゆきましょう
1
赤色や青色橙色々の腕から香る牛乳石鹸
2
よろしければ渡された物飾ってみるあの日もらった神戸のトミカ
1
桜舞い葉桜へ変わり初夏になり私が外に出るのはいつかな
4
あの時の道順すべて思い出しひとり旅路を歩いて辿る
4
キラキラと目を輝かせて見つめるは瞳に映るクリームソーダ
6
何にでも歌に変えてしまおうと安易な考えすぐ見抜かれる
2
がたんごとん
f分の1
(
えふぶんのいち
)
の揺らぎにてすやすや眠る赤子の尊さ
6
歌づくり精度が下がった気がすると思ってすぐに辞書を開く
3
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
8
9
…
次 ›
最後 »