可惜夜
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あたら‐よ【可=惜夜】
明けてしまうのが惜しい夜。
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作った順番通りに短歌を投稿しているので、季節感のないものが散見されると思います。

うつつ区別のつかぬ幸せをめがけて私は夢に飛び込む
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目を閉じる微かに聞こえる衣擦れの音を見るとそこには君が
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歌を詠み読めない漢字にルビを振る少しでも頭がよくなるように
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ホイッスルピーッと鳴らす駅員の見送る背筋ピンと伸びて
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伸びた爪いつかのネイルを思い出すあの日から私変われてないね
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準備をし音楽に乗って安楽へさあ飛び立とう大きな空へ
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ワンピースの裾を手繰り足湯へと浸かる足は赤くなってく
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アスファルト雨の匂いが鼻をつく泣き出しそうな曇り空を見る
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友禅の新婦紋入り鶴亀の図柄をくぐり家に尽くす
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白無垢の裾をつまんで手繰り寄せのれんをくぐり嫁ぐ娘
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かがり火は能登へと踏み出す足だけどいつまで存続できるでしょうか
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降車ボタン押そうと指を伸ばしたが前の幼子指を伸ばしてる
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今までで一番爪を伸ばしてみた深爪よりもぐっと映える
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しばらくの間短歌を作らずに脳を甘やかし脳が鈍る
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無精髭伸ばした父を見た時に意外と似合うね口を揃える
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どうしてもやる気が出ないそんな時トップコートを互いに塗ろう
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海からの蒸した風を浴びた時そこに浮かぶは通学の道
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春先のしっとりした雨降る夜は気温が下がりよく眠れそう
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私がねいつも使うのこのフォント教科書体で打ち込む短歌
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酒を飲みニコニコこちらに向かう人ほろよい一缶もう酔ったのね
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カルピスの看板の歴史紐解くと色んな人の意見の取り入れ
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藍の縁青の水の金魚鉢を覗いてみれば尾びれが揺れる
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春先にクーラー付けてごろごろと布団に篭り互いをぬくめる
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改めていろいろ勉強してみるがブランク数年追いつけないなぁ
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幼少期の君の思い出訊いてみれば花にさんをつける可愛さ
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喫茶店蓄音機から流るるは昔の異国の音楽演奏
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好きなように調律されたピアノ弾き私は心をゆっくり休める
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ひとつひとつ歳を重ねてゆくけれど変わらぬものは自分の心
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あの夏へひとつずつ大人になると悲しくさせるメロディ奏でる
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季節ごとおしゃれになってく人を見て私もついつい綺麗な服を
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