Utakata
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可惜夜
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あたら‐よ【可=惜夜】
明けてしまうのが惜しい夜。
noteはこちら→
https://note.com/ukmako
作った順番通りに短歌を投稿しているので、季節感のないものが散見されると思います。
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かがり火は能登へと踏み出す足だけどいつまで存続できるでしょうか
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降車ボタン押そうと指を伸ばしたが前の幼子指を伸ばしてる
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今までで一番爪を伸ばしてみた深爪よりもぐっと映える
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しばらくの間短歌を作らずに脳を甘やかし脳が鈍る
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無精髭伸ばした父を見た時に意外と似合うね口を揃える
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どうしてもやる気が出ないそんな時トップコートを互いに塗ろう
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海からの蒸した風を浴びた時そこに浮かぶは通学の道
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春先のしっとりした雨降る夜は気温が下がりよく眠れそう
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私がねいつも使うのこのフォント教科書体で打ち込む短歌
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酒を飲みニコニコこちらに向かう人ほろよい一缶もう酔ったのね
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カルピスの看板の歴史紐解くと色んな人の意見の取り入れ
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藍の縁青の水の金魚鉢を覗いてみれば尾びれが揺れる
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春先にクーラー付けてごろごろと布団に篭り互いを
温
(
ぬく
)
める
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改めていろいろ勉強してみるがブランク数年追いつけないなぁ
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幼少期の君の思い出訊いてみれば花にさんをつける可愛さ
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喫茶店蓄音機から流るるは昔の異国の音楽演奏
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好きなように調律されたピアノ弾き私は心をゆっくり休める
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ひとつひとつ歳を重ねてゆくけれど変わらぬものは自分の心
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あの夏へひとつずつ大人になると悲しくさせるメロディ奏でる
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季節ごとおしゃれになってく人を見て私もついつい綺麗な服を
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今日の夜君にかけたい言葉がある感情のことば選んで調べる
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瓶ラムネつぶつぶみかん缶コーヒー今日はどれをお供に過ごそう
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いつも通り君に想いを見透かされ私の心は透明人間
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喧嘩した己の心とても悪く俯きずっと相手を待ってる
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高倉の前にそびえる孔雀像道行く人を見守り続ける
1
甘党とは何だろうと君が言うジャンルとしての甘いものなのか
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春夏秋冬
三月
(
さんつき
)
ごとに移りゆく季節を感じる日本は美し
4
ジリジリと焼かれる皮膚を守りつつ初夏を感じる四月三日
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三日ぶり短歌を作るバス車内次に君と乗るのはいつか
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白髪や皺を刻んだ顔を見て思い出すのは懐かしき香り
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