可惜夜
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あたら‐よ【可=惜夜】
明けてしまうのが惜しい夜。
noteはこちら→https://note.com/ukmako
作った順番通りに短歌を投稿しているので、季節感のないものが散見されると思います。

エレベーター降りてきたのは自転車のお店のおじさんどうしたのだろう
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乾杯と献杯の違いよくわからずとりあえず周りに合わせてみようか
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ばんざーい万々歳と聞こえれば私もしようか万歳三唱
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よしよしとつらい人を慰めつつ私の頼る先はどこなの
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懐かしいいい匂いのする君がいる次回はいつに会えるのでしょう
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京都人こころを隠し人と会う本当の心いつ見えるのか
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ごちそうさま美味しかったと言えるのは心からなのかはたまたお世辞か
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エレベーター夢中になって見る君を見つめて微笑む私がスマホに
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シャッターを切るたびカシャっと音すれば画面に笑顔の君が映る
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白黒の中にカラーの店看板2列の並び目指すは鴨肉
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すれ違う色々ながら一瞥いちべつしいつまで残るか着物の文化
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ハイカラな生活求めて様々なものの発達明治の世の中
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桜舞う風吹く春の汽車ぽっぽどこまで行こういけるとこまで
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明治の世現代の世の礎のあかり灯るは鉄道唱歌
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ウインクをしてみてみればこうじゃない?君が見せる私と似た顔
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ピアノ型看板の色美しく音楽教室聴こえる音色
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深緑ふかみどり甘苦い液を飲んでみるいつもの私に戻ったみたい
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春夏秋冬しゅんかしゅうとうどの季節にも好きなところひとつはあるよねそういう生き物
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オシドリの生態は実は年毎としごとに相手を変える何故なにゆえシンボル
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くしゃみする気持ちは未だにわからない春が来たねとくしゃみをしてみる
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眠る君眉ひそめる君寝ぼけ気味どんな君でも今がいちばん
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起きぬ君見つめてみればもやもやと雲隠れする私のこころ
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君はいつもいやと言って見せないがたまの八重歯を愛しく思う
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暖かく湿った空気を吸い込むと春の雨から桜が薫る
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帰り道ひとの多さに驚くのは千本のあか戻る奈良線
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目の前でうまそうなパフェ頬張るのはみどりのグラスの底から見る君
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吊り革を掴んだ君はマスク越しに笑みを浮かべて優しく耳打ち
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お昼まで惰眠を貪り半日を無駄にしたとまた後悔する
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愛情を優しくやり取りした後で君吹かすのは賢者の煙草
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忙しなく脳内再生される曲タイミングよく今に似合うの
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