Utakata
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可惜夜
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あたら‐よ【可=惜夜】
明けてしまうのが惜しい夜。
noteはこちら→
https://note.com/ukmako
作った順番通りに短歌を投稿しているので、季節感のないものが散見されると思います。
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すれ違う色々な
柄
(
がら
)
一瞥
(
いちべつ
)
しいつまで残るか着物の文化
2
ハイカラな生活求めて様々なものの発達明治の世の中
2
桜舞う風吹く春の汽車ぽっぽどこまで行こういけるとこまで
5
明治の世現代の世の礎の
燈
(
あかり
)
灯るは鉄道唱歌
2
ウインクをしてみてみればこうじゃない?君が見せる私と似た顔
1
ピアノ型看板の色美しく音楽教室聴こえる音色
2
深緑
(
ふかみどり
)
甘苦い液を飲んでみるいつもの私に戻ったみたい
5
春夏秋冬
(
しゅんかしゅうとう
)
どの季節にも好きなところひとつはあるよねそういう生き物
4
オシドリの生態は実は
年毎
(
としごと
)
に相手を変える
何故
(
なにゆえ
)
シンボル
2
くしゃみする気持ちは未だにわからない春が来たねとくしゃみをしてみる
2
眠る君眉ひそめる君寝ぼけ気味どんな君でも今がいちばん
5
起きぬ君見つめてみればもやもやと雲隠れする私のこころ
4
君はいつも
厭
(
いや
)
と言って見せないがたまの八重歯を愛しく思う
6
暖かく湿った空気を吸い込むと春の雨から桜が薫る
7
帰り道ひとの多さに驚くのは千本の
朱
(
あか
)
戻る奈良線
3
目の前でうまそうなパフェ頬張るのは
翠
(
みどり
)
のグラスの底から見る君
4
吊り革を掴んだ君はマスク越しに笑みを浮かべて優しく耳打ち
1
お昼まで惰眠を貪り半日を無駄にしたとまた後悔する
2
愛情を優しくやり取りした後で君吹かすのは賢者の煙草
1
忙しなく脳内再生される曲タイミングよく今に似合うの
1
抱いた夢憧れ捨てて戻ったがそこにあるのは愛のかたまり
1
駅地下の300円の髪飾り今日も誰かの手に渡っていく
2
赤と銀ひとの形をした光そこにあるのは浪漫と空想
1
唇は桃色たずさえ柔らかく熱く湿って今日も微笑む
2
口紅と白いワンピース身につけてマリリン・モンローあなたはどこに
1
ずるずると届かぬ思い抑えつつあなたを想って泣くのはいつまで
1
大観小
節柝
(
せったく
)
の音
舎
(
しゃ
)
に響く洗練された
調声
(
ちょうしょう
)
永遠
(
とわ
)
に
1
君の影背伸びをしつつ追ってみると現れたのは手を繋ぐ影
2
親知らず抜いた後の痛みは消えずただ毎日が過ぎ去っていく
1
君からは友だちとして好きと言われ君はひとりの男友だち
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