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拙い短歌をサイトに寄せるようになってから ほんの少し自分の中の感性が呼び覚まされるような…でも投稿した自分の歌を読み返すとその稚拙さに 削除したくもなる日々
あらためて想いを言葉にする難しさを感じています

しとど降る 五月の雨に頼りなく 濡れて漂う祭りの鯉のぼり
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初めての 電車の切符ひらつかせ 得意げな君は 新一年生
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混み混みの 揺れる電車で愉しげに 宿題始める一年生
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明け方に見る夢すべてあやつれたら 「今日」という日が晴れやかになる
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薫風とみどりの樹々に癒されて 程よい疲れ土産に帰路につく
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帰省無し 気楽なはずが つい目で追う 行楽帰りの家族連れ
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湧然ゆうぜんと淀みなく湧きいず清流の みなもとに立ち こころしずまりぬ
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富士の雪 解けて流るる柿田川 聴こえるは鳥の囀り水の音
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遥かなるみどりの山並みに 忽然とあらわる富士の白さ際立ち /車窓より
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風薫る 朝にふらりとローカル線 車窓流れる空と海眩し
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頂きを覆う霧間に光射し 映す裾野にみどり萌え立ち
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公園の 砂場に残る山ひとつ ペタペタちさき手の跡愛し
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去る人あり こころに短歌うたのある限り 繋がりし糸 切れぬままに /麻のゆき様へ
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強引に ちりも淀みも流し去り 新たな季節呼ぶ春の嵐メイストーム
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初めての黄色い雨靴嬉しくて 水溜りバシャッと踏み入る一年生
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数々の記憶辿りて生家の跡 外塀だけがポツンと残りぬ
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空低く 雲垂れ込めて 「春」か「夏」どっちつかずの曖昧な朝
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絵の中に 秘めたる想い探ろうと ひとり美術館 静寂の時間とき
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夜明け前 吾と一緒に呼吸する 君の重みでふと目を覚まし
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「昭和の日」紆余曲折の吾の道 今在る平穏 あの頃在ればこそ
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耳もとで 頬くすぐる君のヒゲ あったか吐息がしあわせ運ぶ朝
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海渡る 風にさざ波ひたひたと 寄せる波間にウミネコ鳴きて
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来るたびに ばぁばを追ってた孫視線 いつしかスマホのゲームに移り
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夏のよな 強い陽射しにひるむ午後 黄昏に吹く風なんと涼やか
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陽を浴びて 畑にトマトの苗二本 摘み取る孫の 笑顔待ちつつ
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薄紙で 蝶を切り抜き 青空いっぱい舞わせてみたい 春よも一度
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断ち切れず しまい込んでた過去への想い 衣類と一緒にスパッと断捨離
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抜けるよな 青空にボール ポーンと 投げたらそのまま 吸い込まれそうな朝
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涼やかな宵風よいかぜ受けて ひとつふたつ 星を数えつ ゆるりと家路へ
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家々に明かり灯りて夕餉ゆうげの香 漂う安らぎ 週末の宵
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