Utakata
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忌寸宿禰
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今日の出来事や思ったこと、今までの思い出を短歌として自由に読む、二十四歳の男性です。
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年の差が十五離れた弟と シャボン玉遊び 浮かぶ
泡沫
(
うたかた
)
18
空気澄み 夜の底白む年の瀬に 花は枯れにし ながめ 降り落ち
9
日光が差し込む団地の窓枠に 月光にて咲く やわらかな花
8
死後も名を呼ぶ声消えし その時まで 我が身そのまま あり続けんとす
10
人の
霊
(
たま
)
四十九日と 言うけれど 我を人々 ひとなのか すら・・・
7
死を前に着の身着のまま勇み足 我を
留
(
とど
)
める
文
(
ふみ
)
も声なし
8
年の瀬に 我送る皆が帰す場所へ されど我を送るは宵闇
8
濡れた石踏みて思ひぬ 恋も夢も しけたよ と眺む 夜半の月かな
14
幸せを願って 我が身を後退り ただ後ろ手に崖を持ちつつ
12
宵の空 月や星が輝けど 私の心の雨は止まじて
10
夜が明けて 風も止まりぬ ただ静か 灯を手放して渡る浮橋
15
かたちなど なきものながら光差す ただそれだけで よいと思えり
10
寄り添えば 笑むきみの影 消えもせず
霊
(
たま
)
がありかは 座敷牢
7
紙の輪がかなりの時経ち
銀
(
しろがね
)
を成し 私の死する意味となりて
7
長すぎた「また明日ね。」のその明日 あなたに会うため 手に六文銭
11
命の灯 既に消えゆく一縷の光 火桶の中に白き灰舞う
5
君の声 風に消えゆく振り返る ただそこに広がる
空
(
から
)
の余白
8
八重桜 八重に咲くたび胸を衝く 八重葎とは知らず恋して
7
本当は言いたかった。あの花の下で。でも、星になった君にそれを投げる手はもう、無い。
8
玉鬘
(
たまかずら
)
揺れる
少女
(
しょうじょ
)
の
花宴
(
はなのえん
)
夜を照らして冴ゆる星影
9
今もなお 目の端に指す影ひとつ 呼べど応えず春の来ぬまま
9
昔よく遊んだあの子はかくれんぼ 隠れたままに陽炎となる
9
折り紙の指輪に触れて思い出す 呼び止めし声 今も胸奥に
7
「待ってよ。」と叫ぶあの子の声を背に 振り返らずに 過ぎし最期よ
7
いつの日か「結婚しよう。」と誓い合い 薬指には紙の指輪
9
生を受け 初めて出来た 綾の子と 呼吸を重ね ひとつの世界
6
はるかなる月日は今ではなつかしく あきらめぬ心 冬将軍のよう
9
文月の むこうの山より 眺めたひ。あれは確かに まやかしにあらず。私の生きた あかしとなりて。
6
浮舟は 野分吹き荒れ 波うらら 流れゆくまま 手に六文銭
12
楽しき夜 あれも陽炎か 手習いの
文
(
ふみ
)
で叩き渡る 夢浮橋
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