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忌寸宿禰
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今日の出来事や思ったこと、今までの思い出を短歌として自由に読む、二十四歳の男性です。
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暮れ急ぐ空のひかりを惜しみつつ 鴨と並びて影を重ねむ
16
神域の
静寂
(
しじま
)
に遊ぶ鴨の声独りの時間慈しみへと
9
波紋消え鏡となりし冬の池 鴨のまどろみ
心
(
うら
)
を癒さん
10
橿原の神宮の池にひとり立ち 私を憂う鴨の群れ
8
立春の 暖かな冷気に ほだされて 手汗に滲む チョコレート
6
高砂の 尾の上に咲く 花やその 白布の奥ぞ あいに染む
9
高砂の 尾上の松や 行く末と 加古もろともに 常しへにあれ
8
会いたいと願うほど濃くなる現実 風に舞う君に奏づるパヴァーヌ
10
権力、お金、名声 持たずとも 日銭追っかけ これもまた一興
9
密回避 マスク着用 感染防止 貼られ続けたコロナの傷跡
9
朝ぼらけ 空気凍み入る卯の刻に
衾
(
ふすま
)
の奥で五分を乞う身
7
朝ぼらけ 空気凍み入る朝方に 布団の奥で五分を乞う身
6
死ぬという 人に流るる時はなし されども最期の路とならむ
8
陽も落ちて 童子は鹿の子まだらに散る 静寂染み 揺れる
鞦韆
(
ブランコ
)
残して
7
冷や飯に寄せて水温む御御御付 湯気立つ鮭へ散らす波の花
13
他人
(
ひと
)
の記憶 その日暮れほどの明るさ
4
花は散り色は褪せどもそこにをり その花の名を誰ぞ覚えん
6
思ひ
出
(
い
)
ず
眼
(
まなこ
)
ににほふ
花細し
(
はなぐわし
)
皆は過ぎ行き 名は宙を舞う
7
夕刻に咲く童の声 何ぞやと 思ひて見れば 避球の声
9
音持たぬ君へ詠える愛ひとつ 枯れぬ感情に事の実熟れて
8
この世をば
誰
(
た
)
が世とぞ問ふ 新月の満ちたることも無しと思へば
8
腕の内 刻みし溝の痕ありて 苦悩と苦労の年輪と見ゆ
11
早春の緋寒桜が咲く頃に、我 悲観して桜散りける
7
大海を隔てて見ゆる大橋の 奥にぞ遠き わが故郷かな
12
環境が移ろう年の瀬 人は去り 怖じける私を膝が笑う
6
クリスマス ケーキが子供の頃より多く感じる はぁ、取り分け皿も包丁も必要ないか
6
短歌とは 字数と我が身を削りつつ 生み落とす
首
(
うた
)
いとおかしなり
8
まず五文字 次に七文字 また五文字 ここで七文字 締めに七文字
9
クリスマス いくつも過ぎて お正月 明かりをつけましょ モミの木に
9
気が付けば過ぎ行くばかりの年度末 餅で鬼退治 明かりは桜に
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