Utakata
登録
Login
サイトのご案内
忌寸宿禰
フォロー
3
フォロワー
9
投稿数
223
今日の出来事や思ったこと、今までの思い出を短歌として自由に読む、二十四歳の男性です。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »
月の色も うつりにけりな いたづらに 袖の白露 落ちしまにまに
9
花の色はうつりにけりな
緑色
(
あをいろ
)
に卯月よにふるながめせしまに
8
散ることも
厭
(
いと
)
はぬ花の心もて世を尽くしてむ命なりせば
11
咲く花のちりぬる前の静けさや我らの前に杭は立たずや
9
手向くるは
強酒
(
ストロングゼロ
)
の空き缶や笑ひし夜をここに偲びて
9
果つるまぎ見つるは離るるやすけさか
黄泉
(
よみ
)
への道に惑ひ
怖
(
お
)
ぢかは
5
ひらひらと また
一葉
(
ひとひら
)
と 己が手で散りぬる花を すくふべくもなし
7
学び舎に 桜踏み分け 行く
児等
(
こら
)
の 背を見る時ぞ いとほしきかな
10
問ひし間に
溢
(
こぼ
)
るる想ひ一文字を書き留めてまし今日の夕暮れ
7
尋
(
たづ
)
ねきて胸に芽吹きし
一枝
(
ひとえだ
)
を 春の
夕焼
(
ゆふや
)
け そっと染めゆく
10
言の葉は霞の向かふに隠るとも 同じ
夕映
(
ゆふばえ
)
心に留めむ
10
今はただ詠めぬ想ひを胸に問ひ 言の葉
尋
(
たづ
)
ぬ春の夕焼け
8
見抜いても 騙されてやる 春の夜は 嘘でもいいから 繋いでいたい
6
「うそなのか(笑)」 笑顔張り付く 泣き顔で 期待募らせた 自分を恨んで
5
「うそだよ」と 言われたあとの
余白
(
ブランク
)
を 笑顔で埋めて 一人に帰る
7
「うそだよ」と 笑う瞳の 奥にある 震える熱を 暴けずにいる
5
盾ごしに 聞こえる声が 本物と 知ってて騙される ふりをする
6
嘘でしか 言えない本音 日が暮れば 心の在処は 座敷牢
4
嘘ならば 本音を言える 気がしてる エイプリルフール 弱虫の盾
9
飲み込んだ 「好き」の形に 喉が鳴る 嘘でかぶせて 今日の夕暮れ
8
「うそだよ(笑)」と 本音を嘘に 擬態させ 君に差し出す エイプリルフール
7
街明かり 薄れてなおも 夜の桜 静かなる火を 枝に宿して
11
都会
(
まち
)
の風 受けて揺らめく 花の色 ビルの合間に 春を繋ぎて
9
風乗りて ビルを背に舞う 花吹雪
紅
(
あか
)
き光に 酔いて更けゆく
7
ビル影に 揺れる提灯 連なりて 橙の灯が 煽る夜桜
11
音もなく 月明かりのみ 照らす町 単車の音に 明かり灯る
13
闇深き 二駅先の 最寄り駅 門をくぐれば 息絶えし町
8
加古川の沿ひ行く機械の
音声
(
こゑ
)
の中虚しきを据ゑる青き座席
6
たらちねの南の山は白みつつカラスの声に母は身支度
12
漆黒の町の中一つ白い灯と共に周るカブの音
9
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »