Utakata
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名無子
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ツンデレで 甘え上手で 気紛れで 愛されるという 特権を持つ
11
日焼け止め 塗らんと外に 出てもうた 桜の花に 早く会いたくて
8
主軸たる 者が操る 刺さらない 言葉の本意を 知る由もなく
9
もしもしも 自分に息子が おったなら 地区予選からして 直視できへんわ
7
新年度 始まりの日も 生業を 磨き
続
(
つ
)
ぐ人 家守り人
9
勝手にも
吾の家
(
あのいえ
)
含む ここらへん 縄張りとする ダミ声猫
11
満開が
4
月
1
日
(
いっぴ
)
の 情報と 風情も何も 桜散らしの風
9
「ほどほどに」 「無理しないで」 言葉掛け してもらいつ 現実とのジレンマ
9
アボカドに 騙し討ちされ 激凹み 色艶質感 イイカンジやったのに
9
宇宙間 存在しとる もの事象 その全部が 森羅万象やって
5
ググっても ググググっても なんちゅうか スッキリせぇへん 熟語がある
6
高
3
の クラスの女子の ブスっぷり 熱戦観ながら 聞かされてんねん
7
子どもらが 駄菓子を選ぶ 本気度で 選りすぐりて
上海
(
シャンハイ
)
ローズ
9
目に見えぬ 手の届かぬ 淋しさと 移れば変わるは 浮世の習い
9
朝刊を 配達中の バイク音 眠れぬ夜の 明け遠からず
14
唐突に 脈絡もなく ケンカ中 「サボテン枯らすな」 って…今に何でそれ?
7
ああ眠い まだ寝ていたい 5時半に おにぎり握った 私は偉い
11
評判の よろしゅうない クセのある カフェオーナーの 人となりを知る
8
娘っ子 貼り替えていた 春障子 あれから数年 二人ばかり
8
ジリジリと 生きづらくなる 世にあって それでも桜は 咲いてくれる
11
「夕飯は 何食べたいの?」「なんでもええ」 っちゅう口癖の 禁止を命ずる
9
葉っぱより 先に花咲く 黄花あり 色味少なき 時季を彩り
8
靴下が 所構わず 脱げてまう ちっちゃい足の 由々しき問題
11
連休が 明けた雨の朝 憂鬱を 一手に引き受け クリスマスローズ
9
時
呉
(
くれ
)
ば チャンチャンで 済むことと そうはいかない こととあるもの
9
菜種梅雨 雫を纏う ふきのとう ぽつぽつぽつん ああ春来たり
13
外からは 見えない事情が あることを わからなくても わかろうとはしよう
12
都心
(
みやこ
)
でも 咲けよ咲いたの 花盛り 寝不足の目を パチクリさせた
10
ひと気ない 公園一帯 包み込む 縦笛奏でる ミッキーマーチ
11
ご飯屋の スタッフ蔑む 形相の 4人家族に ゾッとしてもた
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