ひーちゃん
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花言葉「悠々自適」秋空に黄の花ヘチマ実もぶら下がり
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徒歩五分表記時間の倍かかる のんびり行けと夫のささやき
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石垣に垂れ下がる葛花咲きてシジミ蝶いく蜜を吸いつつ
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遊歩道日暮れ通らば空覆うムクドリ集く桜並木に
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老いゆくも語らずとても二人なら心豊かに朝を迎えん
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秋茄子の光る畑や熟したる無花果見つつ通院の道
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夕風の農道行かば稲穂波 茜の空に群れ飛ぶトンボ
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大き実の栗を購い栗ご飯 夫の好物炊きたて供う
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足元でカエルが跳ねる雨後の庭 か細き声のツクツクボウシ
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手間なれどカボスのジャムに初トライせわしき日々は思いもよらず
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甥からの宅急便はカボスなり夕餉の卓に香るふるさと
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十六夜に空見上げれば燦然と光る星あり名は知らねども
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朝夕にデイ送迎車行き交えり老い人多き坂道の町
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日差し避け夕方庭の草引かば頭上飛び交うシオカラトンボ
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新米と秋刀魚購いささやかな幸かみしめる十三夜かな
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小庭にも揚羽舞い来て心浮くそよぐ木立ちにキジバトの声
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不足なく暮らしていれど時折にふと寂しさの滲む夜のあり
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孫たちの祭りの土産ういろうを みたまに供えお下がりを食む
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何となく太くなりしかコガネグモ庭に居続けひと月が過ぐ
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葛の葉が石垣おおう坂道にけたたまし声ツクツクボウシ
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行くことは叶わぬけれど山車だしが出る長月二日今夜宵宮
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遠き日は船で行き来の島なれど橋のかかりてスイスイと行く
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亡き父の生れし小島や瀬戸の海茜に染めて日は沈みいく
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みまかりて三十余年経し夏に初めて訪いぬ亡父ちちのふるさと
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愚痴一つこぼす夕暮れ茜空ひぐらしの声みちてくるなり
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サンゴジュの実の色付きし散歩道雀の遊ぶ涼風の朝
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あちこちと旅する夢を語りしが君亡き今は夢のまた夢
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休日は温泉巡り車旅亡夫きみと眺めし大夕焼けを
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涼し朝庭の片隅コガネグモ バッタ捕らわれ糸まかれおり
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隣家となりやのノウゼンカズラ垣を越え地を這い赤き花咲かせおり/お隣は無人
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