Utakata
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ひーちゃん
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水道管
(
すいかん
)
のやりかえ工事余儀なしと古い家ゆえ致し方なし
25
修理来て水道使えありがたし過酷な日々の被災地思いつ
28
夜中でも業者連絡つながるも修理くるのは午後一時半
22
豪雨かと音に目覚めし午前二時あにはからんや
管水道
(
すいかん
)
破裂
20
透き通る葛饅頭は涼しげで暑気払いにとみたまに供う
30
夕雲が織りなす茜参道の丹色の鳥居吸い込まれ行く
28
緑青の甍の上に雲の峰柏手響く静寂の杜
26
声を出し笑うひ孫の動画みる離れ住んでも知れる成長/生後二ヶ月
27
「いじめられる子に問題があります」今も忘れぬ教師の言葉/息子小一の時
25
枯れ果てし紫陽花の花切り落とす巡る季節にかわらず咲けと
33
夕餉あと浴衣の生地を母は裁つ 朝目覚めれば枕辺にあり
38
被災地を憂うことしかできぬ身は郵便局で僅かな寄付す
32
瀬音聞き小道を行けば葉陰よりふわり飛びたつオハグロトンボ
30
炎天に蝉も静かな真っ昼間夾竹桃は鮮やかに咲く
31
庭先にぐんと伸びたる夏の花赤きカンナは
炎
(
ほむら
)
たつごと
33
病む友に手紙したためポストまで くだる坂道夕影の道
31
裏庭の手入れも雑なフェンス沿い今年も咲きし白百合の花
28
甥の無事わかり安堵の息一つ
地震
(
ない
)
のおさまりただに祈りつ
35
落胆と歓喜のまざる地方戦炎暑を駆ける
選手
(
こ
)
等にエールを
28
蝉時雨我を誘う遠き夏祖父と遊びし産土の杜
24
歌詞にある「エゾニュウの花」どんなん?と思いし昔今日検索す/岩尾別旅情
19
甘き香の漂う居間に満ちる幸家族で食むは頂きし
白桃
(
もも
)
30
朝風のゆるく流れる散歩道 珊瑚樹の実はオレンジ色に
28
夏空にモミジアオイの赤き花 揺れる花間をアゲハの行けり
28
デイケアで教わるリハトレやってみる せめて維持せよ今日の体力
26
夏の庭 百合と見紛う忘れ草 オレンジ色は夕陽に溶ける
33
沿線の空き家覆いて枝垂れ咲く 空に妖しき凌霄花
25
直
(
じか
)
に見ることなき山のパノラマは果てなき空へ我を誘う
28
リスおった! 山から届く
孫
(
こ
)
のライン木立の戦ぎ滝の水音
26
生き延びて土中でとき待つ幼蝉は光を浴びて命繋ぐか
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