Utakata
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ひーちゃん
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浅き春突然君は旅に発つ 交わす言葉もなきまま空へ
19
つややかな佐藤錦をいただいて夏の風吹く君のみ前に
12
ぼちぼちと草引く我の傍らを蟻がせっせと食料運ぶ
17
ひとの畑なれどカボチャの実の丸く太りていくを見るは楽しみ
17
陽を浴びて遊歩道行かば蝶多し夏には夏の花数多咲く
16
雨あがり畦の露草風に揺れ清けき青に露のこぼれり
15
人住まぬ隣家の庭の草長けてノウゼンカズラ鮮やかに咲く
22
霧雨の庭に一輪薄紅のムクゲ開花す真夏の花よ
14
日射し浴び土を耕し野菜愛で笑顔振りまく君はまぼろし
12
野菜にも個々に可憐な花が咲く夫の口ぐせ花より団子
10
在りし日の菜園日誌開き見て夫と汗した畑思いいず
13
地をはって小花を咲かす草々は少し残してグランドカバー
11
降り注ぐ朝の陽射しにシジミ蝶草がはびこる我が家の小庭
14
青葉散る銀杏並木のサワサワと木漏れ日射して夏の訪れ
15
なんとなく太き声かな水無月の梢に日毎鶯の鳴く
14
吾の短歌振り返り見て誤記のあり国語も少し勉強せねば
8
丈高き色とりどりの百合の花ニ羽の揚羽のつかず離れず
14
行く人もまばらな午後にしとしとと濡れる舗装路並み木を映し
11
朝一で飲む手作りの甘酒は牛乳割りで免疫強化
13
空に向け枝伸ばしいるユキヤナギ萌黄色の葉風に任せて
11
梅雨風や民家の庭に慎ましく額紫陽花のゆらゆら揺れて
12
里は今田植えの
最中
(
さなか
)
水無月の風渡る田に早苗並びぬ
15
緑濃き畑にカボチャの花揺れて
小
(
ち
)
さき実二つ朝日に光り
19
今日も又一人の散歩
他人
(
ひと
)
の
畑
(
はた
)
ナスにピーマントマト花咲く
11
夕日背に下校時なれば
男子
(
おのこ
)
でも自転車押して坂登りくる
11
吾の歩く傍ら風のごとく過ぐ登校急ぐ自転車の子等
11
窓少し開ければ冷気雨後の朝 温いカフェオレゆるゆると飲む
15
一杯を写真の君の前に置く新茶の香り届けとばかり
17
茎細くたった一輪色づいた紫陽花風にしなやかに揺れ
10
紫蘭散り紫露草群咲いて雨降りしきる我が小庭にも
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