ひーちゃん
51
51
投稿数
300
玄関は吹き溜まりなり 帰り来て最初の仕事落ち葉の掃除
28
老いて目も うとくなる日々 縫い物はせぬが料理はまだまだいける
35
いなり寿司けんちん汁に串揚げを作り孫待つ猫とじゃれつつ
34
律儀なり 気配かぎつけお出迎え 一人と三匹それも良きかな
33
帰宅する時間の遅い独り居の孫三匹も猫を飼いおり
25
子と孫は推しのライブに東京へ 吾は独り居の孫の顔見に
28
日は差せど冷たき風の吹く朝は木々ざわめきて木の葉舞いくる
28
町内のコスモス咲きし空き地には家が建つらし整地がされて
34
新しき鎌を買い来て庭掃除 師走の声に背中押されて
31
池のはた 葉も艶やかに石蕗の凛と咲く黄に元気もらいぬ
34
見送りに深夜でれば月明かり木星光る十七夜かな
30
東窓開けて見る月煌々と 恩ある人の訃報が届く
36
晩秋の色葉散る庭大輪のキダチダリアの薄紅揺るる
32
名も知らぬ木に艶々と赤き実や 名も知らぬ鳥梢渡りぬ
33
ひと様の花壇眺めて昼散歩陽に照らされし赤きマンリョウ
34
 庭なずな白き小さき花なれど可憐に咲きぬ陽だまりの中
31
石垣に枝垂れて生りし柿の実に薄雲染めて夕陽差し来る
34
白菜の葉から葉へと紋白や ぬくき陽が差す午後の菜園
34
はつらつと若きスタッフ心地良く週一なれど心が弾む
32
デイケアでおしゃべりはずむ女性陣寡黙な小数男性陣よ
26
吹く風は色付く木の葉舞い散らす 自然の営為 暮れて行く秋
30
小春日に庭掃除せばカマキリやバッタの卵草に紛れて
36
秋長けて隣家の庭にひとむらのローズマリーの紫さやか
35
「二人なら美味さも倍」と独り言 土産の銘菓食み茶をすする
30
訃報欄思い出深き人の名をしみじみ眺む秋深き日に
36
雨上がり陽に照らされし草紅葉 空気冷やりと冬迫り来る
38
愛猫は二十年はたとせを生き秋の日にニャンと一声そと旅立ちぬ/五年前幾匹も居た最後のこ
34
日の暮れて窓辺に立てば街灯りさざめき揺れて空に金星
38
週一のデイ送迎の車窓より深まる秋の町並みを見る
39
もみじ葉の散り敷く朝の公園を歩けば露のキラリと光る
35