Utakata
登録
Login
サイトのご案内
ひーちゃん
フォロー
86
フォロワー
86
投稿数
627
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »
秋なれば秋刀魚塩焼き食そそる ふるさとの香のカボス絞りて
35
淡紅の百合の如見ゆ彼岸花土手のなだりに一叢咲けり
36
珊瑚樹の赤き実に降る雨止まず雫滴り鳥の声せず
33
コトコトと大豆煮込んで海老豆に 老いの体の栄養なれと
34
雨止んで法師蝉鳴く公園の木漏れ日の中黒蝶の舞ふ
31
チョロチョロと何匹おるやカナヘビは 猫じゃらし揺る新涼の庭
24
いただきし無花果皮ごとほうばりて溶けいく旨味至福かみしむ
33
湯気立ちて秋の香りや栗ご飯 雷鳴を聞く雨の終日
33
百日紅揺れて秋雲立つ空に又の墓参を誓い汽車乗る
33
夕風に一息つきつ幼日の記憶を辿る残照の海
29
夕さればきょうだいで行く露天の湯 温泉県の安し浴料
25
小豆炊きおはぎをつくる葉月末
亡母
(
はは
)
の味恋ふ弟たちに
32
亡き祖父母戦争のこと語らざり亡父もまた多くは語らざり
35
戦死せし伯父の遺品の手帳には日々の任務の記録のありて
31
亡き父の出征ののち帰還まで初めて目にす戦争記録
34
二回目の実家断捨離押し入れの奥処に眠る我が家の歴史
31
艱難を共に越えたる妹の笑顔が揺れる供花の花陰
35
幼日は意味も知らずに手を合わす残暑に灼かる六地蔵尊
30
無沙汰詫び祈り捧げし奥津城に渡る海風供花揺らしいく
26
穏やかな豊前の青き海と空帰って来たとしみじみ思う
27
ふるさとへ新幹線でひとっ飛びとはいかなくてローカル乗り継ぐ
25
甘酒の炭酸割りにレモン汁少し垂らして残暑のりきる
36
かわいいと言われて嬉しデイケアで 孫のお下がりキティの
T
シャツ
35
城跡の堀を巡れば朝の陽に蓮光り咲く夏の終わりを
32
亡き夫に詫びたきことの数々にごめんと言いつ星をさがせり
39
盆の日に新たな命嬉しかり 生あらばこそめぐりあう幸/五人目のひ孫
36
夕空にきみの面影偲びつつ盆のおかげの一家団欒
36
気の利いたうたは詠めぬがもう少し続けてみたし うたかた投稿/憧れの人去りて
35
義父母
(
ふぼ
)
と夫好みのものをそれぞれに購い供え盆の設え
35
ゆうかげの揺れる窓辺でひぐらしの声聞きつ見る飛行機雲を
28
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »