ひーちゃん
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空洞のある老木なれどポツポツと白梅咲けりぬくき日差しに
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夕茜冬木立染め雲染めて彩り変えつゆっくり沈む
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憂きことはあれど仕舞いてデイケアで体動かし心弾ませ
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とりどりの布で作りしお手玉や 祖母の手さばき鮮やかなりし
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母よりも祖母の厳しき朝げ前玄関掃除いつもさせられ
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幼き日祖母に教わるご飯炊き冬はぬくいが夏はかなわぬ/かまどにて
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日々追われ中途半端な子育てもははの愛にて子等健やかに
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「わたしのお母さんはおばあちゃんです」ちょっと恥ずかし次女の作文
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今は無き仕事は「写植」子育て期 追い立てられし日々の懐かし
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空蝉や枯れ葉に乗りて舞いきたか睦月の山の白き雪の/低山歩きの孫のライン画像
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花園でトライを決める若き獅子冬陽の中に友を重ねり
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亡夫つまも好き 思い出に酔う寒月夜 久々に聞く中島みゆき
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正月も済んで孤食の日となれりお節の残りアレンジしつつ
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笑い声絶えぬリビング窓外に小雪の舞えど寿ぎの春
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この彼氏珍し苗字で盛り上がるすぐに検索便利なスマホ
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ばあばにも挨拶したいとの彼氏何と殊勝な嬉し言の葉/孫十人、色々います
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東雲に東へ向かう飛行機を眺む元旦空気は冴えて
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健やかに新年迎う四世代広き窓辺に初日差しくる
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顧みて喜び多し一年の幸かみしめつ厨片付け
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昔日の親族寄るは我が家にて怒涛の如き年末年始
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ふっくらとうまく炊けたる黒豆を「これでどうだ」と夫に供える/夫の好物
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やはり冬 放ったままのカマキリにアリは集かず土になりゆく
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年の暮れ 寒柝の音響ききて若者達が連なりて行く
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腰痛に膝痛あれど楽しみつ正月準備勤しみており
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ドジしても叱られもせぬ日常に「あほやなあ」の声の聞きたし
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ヨーグルトのトッピングは冷凍に 手作りジャムやバナナにブドウ
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同居でも基本孤食の我が暮らしバランス良くと知恵をしぼりて
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クリスマス息子単身赴任たんしんで戻らぬが吾にも与わるチキンとケーキ
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カリカリとポッキーの如頭からししゃも食む曽孫ひこ四才男子おのこ
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能登の地で育ちし米を縁者より購いて食む 味わい深し
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