Utakata
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ひーちゃん
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空洞のある老木なれどポツポツと白梅咲けりぬくき日差しに
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夕茜冬木立染め雲染めて彩り変えつゆっくり沈む
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憂きことはあれど仕舞いてデイケアで体動かし心弾ませ
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とりどりの布で作りしお手玉や 祖母の手さばき鮮やかなりし
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母よりも祖母の厳しき朝げ前玄関掃除いつもさせられ
25
幼き日祖母に教わるご飯炊き冬はぬくいが夏はかなわぬ/かまどにて
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日々追われ中途半端な子育ても
姑
(
はは
)
の愛にて子等健やかに
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「わたしのお母さんはおばあちゃんです」ちょっと恥ずかし次女の作文
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今は無き仕事は「写植」子育て期 追い立てられし日々の懐かし
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空蝉や枯れ葉に乗りて舞いきたか睦月の山の白き雪の
上
(
へ
)
/低山歩きの孫のライン画像
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花園でトライを決める若き獅子冬陽の中に友を重ねり
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亡夫
(
つま
)
も好き 思い出に酔う寒月夜 久々に聞く中島みゆき
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正月も済んで孤食の日となれりお節の残りアレンジしつつ
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笑い声絶えぬリビング窓外に小雪の舞えど寿ぎの春
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この彼氏珍し苗字で盛り上がるすぐに検索便利なスマホ
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ばあばにも挨拶したいと
孫
(
こ
)
の彼氏何と殊勝な嬉し言の葉/孫十人、色々います
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東雲に東へ向かう飛行機を眺む元旦空気は冴えて
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健やかに新年迎う四世代広き窓辺に初日差しくる
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顧みて喜び多し一年の幸かみしめつ厨片付け
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昔日の親族寄るは我が家にて怒涛の如き年末年始
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ふっくらとうまく炊けたる黒豆を「これでどうだ」と夫に供える/夫の好物
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やはり冬 放ったままのカマキリにアリは集かず土になりゆく
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年の暮れ 寒柝の音響ききて若者達が連なりて行く
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腰痛に膝痛あれど楽しみつ正月準備勤しみており
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ドジしても叱られもせぬ日常に「あほやなあ」の声の聞きたし
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ヨーグルトのトッピングは冷凍に 手作りジャムやバナナにブドウ
25
同居でも基本孤食の我が暮らしバランス良くと知恵をしぼりて
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クリスマス
息子
(
こ
)
は
単身赴任
(
たんしん
)
で戻らぬが吾にも与わるチキンとケーキ
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カリカリとポッキーの如頭からししゃも食む
曽孫
(
ひこ
)
四才
男子
(
おのこ
)
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能登の地で育ちし米を縁者より購いて食む 味わい深し
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