Utakata
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ひーちゃん
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緑濃き畑にカボチャの花揺れて
小
(
ち
)
さき実二つ朝日に光り
19
今日も又一人の散歩
他人
(
ひと
)
の
畑
(
はた
)
ナスにピーマントマト花咲く
13
夕日背に下校時なれば
男子
(
おのこ
)
でも自転車押して坂登りくる
11
吾の歩く傍ら風のごとく過ぐ登校急ぐ自転車の子等
12
窓少し開ければ冷気雨後の朝 温いカフェオレゆるゆると飲む
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一杯を写真の君の前に置く新茶の香り届けとばかり
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茎細くたった一輪色づいた紫陽花風にしなやかに揺れ
11
紫蘭散り紫露草群咲いて雨降りしきる我が小庭にも
12
外は雨暇持て余しテレビ見る再放送のドラマばかりを
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畑仕事梅干しづくり味噌づくり君逝きてよりせぬこと増えて
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風渡り薄紫のジャガイモの花ゆらめきて収穫間近
13
路傍にも小待宵草ユウゲショウとりどりの花ひそやかに揺れ
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ふと見れば淡紫のヒバの花初めて知ってまじまじと見る
8
緑濃き朝の公園桃色の夾竹桃の花咲き初めり
7
リビングで君がたてたるコーヒーの香り楽しむ午後のひととき
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坂道を登れば白きアナベルの咲く庭のあり水無月の風
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冷蔵庫片付け兼ねてあれこれとメニューの思案足元に猫
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風渡る銀杏並木の緑葉に淡く差し来る夕茜色
13
庭隅の日当たり悪い紫陽花もやっとピンクに染まる水無月
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股関節手術を終えて二年過ぎ 転ばぬように転ばぬように
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白鷺の飛び行く空は梅雨曇りハルジオン咲く通院の道
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昭和の子 巨人大鵬卵焼き 夫ももれなくその中におり
13
馴れ初めは子等にも言わず秘めておく君を競いし友すでに亡く
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君逝きて老いてより
短歌
(
うた
)
詠みはじめ弾む孫との会話楽しき
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連れ立って行く友ありて休日に山に行く孫疲れに行くか
10
初夏
(
はつなつ
)
に小さき白き南天の花風に揺る庭の片隅
17
亡き
姑
(
はは
)
の介護生活十ニ年解き放たれて一日が長く
18
夫逝きて息子家族と同居決め我もチャレンジ新たな暮らし
12
ありし日を偲びアルバムめくりつつ一人でいるもそれなりの日々
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杖ついて駅迄の道風を浴び登校の子に追い越されつつ
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