Utakata
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ひーちゃん
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畑仕事梅干しづくり味噌づくり君逝きてよりせぬこと増えて
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風渡り薄紫のジャガイモの花ゆらめきて収穫間近
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路傍にも小待宵草ユウゲショウとりどりの花ひそやかに揺れ
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ふと見れば淡紫のヒバの花初めて知ってまじまじと見る
8
緑濃き朝の公園桃色の夾竹桃の花咲き初めり
7
リビングで君がたてたるコーヒーの香り楽しむ午後のひととき
11
坂道を登れば白きアナベルの咲く庭のあり水無月の風
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冷蔵庫片付け兼ねてあれこれとメニューの思案足元に猫
11
風渡る銀杏並木の緑葉に淡く差し来る夕茜色
13
庭隅の日当たり悪い紫陽花もやっとピンクに染まる水無月
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股関節手術を終えて二年過ぎ 転ばぬように転ばぬように
12
白鷺の飛び行く空は梅雨曇りハルジオン咲く通院の道
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昭和の子 巨人大鵬卵焼き 夫ももれなくその中におり
13
馴れ初めは子等にも言わず秘めておく君を競いし友すでに亡く
18
君逝きて老いてより
短歌
(
うた
)
詠みはじめ弾む孫との会話楽しき
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連れ立って行く友ありて休日に山に行く孫疲れに行くか
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初夏
(
はつなつ
)
に小さき白き南天の花風に揺る庭の片隅
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亡き
姑
(
はは
)
の介護生活十ニ年解き放たれて一日が長く
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夫逝きて息子家族と同居決め我もチャレンジ新たな暮らし
12
ありし日を偲びアルバムめくりつつ一人でいるもそれなりの日々
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杖ついて駅迄の道風を浴び登校の子に追い越されつつ
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タクシーを呼ぶか迷える 駅迄は車十分徒歩1時間
7
我が家の玄関に巣を作り初むツバメのありて思案にくるる
12
鶯の声を聞く朝曇天の空に轟音ヘリコプターの
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風さやか若葉きらめく遊歩道わきの畑にエンドウの花
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歯科医へとリハビリ兼ねて歩き行く汗ばむ肌に心地いい風
14
目も見えずカリカリ餌も食べれない
老猫
(
きみ
)
は一日をゆったり過ごす
12
やみくもに剪定をせし紫陽花は今年も小さき花芽膨らます
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早苗田の空に飛行機ひとすじの雲を引きつつ雲間に入りぬ
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サツキ咲く植え込みの道朝日差し赤き花びらいくつも零れ
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