Utakata
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海野水屑
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み-くづ 【水屑】 水中のごみ。つまらないもの、役に立たないもの、はかない身の上などのたとえに用いられることが多い。
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冬が来る前に会おうか 身を寄せる訳を気温にさせないために
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あなたはすべてくれました 本当にほしかったもの以外はすべて
7
バースデーケーキのように線香を立てて君との別れを
祝
(
のろ
)
う
2
ボートを漕ぐように生きる 行く先に目を向けるのが怖いのでしょう
1
恋という言葉を知らぬ少年が鼓動の音に驚いている
9
瘡蓋になったあなたの思い出をそっと剥がして残る傷痕
7
言い訳がきかないほどに春になり車窓には青白磁の空
5
全速力で生きていた彼はいまごろあの橋を渡りきったか
5
すこしだけ窮屈になった詰襟の黒に一枚映える花びら
7
ささくれが引っかかったら痛いって言ってもいいよ よかったんだよ
5
ひみつ、って どこでそんなのおぼえたのめちゃくちゃかわいいけど ひみつ、って
1
この傷も孤独も闇もぼくのものだからきみにはわけてあげない
8
やわらかな布にはなれやしないけどナイフでだって君を守れる
3
桜の花が散ったらいなくなるあなたは春なんですね、せんぱい
2
これは梅、これは桜で、これが桃。ゆびさす爪の先も春色
5
灰皿もないのに煙草を買ってみてあなたの上澄みだけを想った
6
心臓にこころが宿るというのなら死ぬまでじっとしてくれないね
1
「もしもあと十年経って二人とも独りだったら乾杯しよう」
3
歯車のひとつにすらなれやしない僕らは路地裏のスクラップ
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歩く度かかとが割れて痛いのは前世が人魚だったからかも
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追いかけた夢は時間の無駄だったし 猫はビニール袋だったし
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画面の向こうのわたしは実在しないゆうれいだから愛してね
0
画面の向こうのあなたは実体のないゆうれいだから愛せるよ
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?「現在の日付と時刻を入力し《決定》キーを押してください」
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からからに乾いたからだ ぼくたちは上手な泣き方がわからない
3
愛されてみたかったのだ
「愛されるべき存在」
(
わたしとはちがうだれか
)
のふりをしてでも
3
ファスナーを閉めたリュックの内側に広がるきみのブラックホール
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爪先が冷えてわたしは人よりもつめたいひとだったと思い出す
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失くしてたパズルの最後の1ピースみたいな人とだまって歩く
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追い風よ吹かないでくれ 今だけはまだおもいでと共にありたい
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