Utakata
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拓治
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夏埜日々 夏の日々直射日光浴びながら 階段に座り「平家物語」読む
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「随筆集」「創作詩集」の自費出版 「どちらが良い?」に顔を見合わせ
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病院の老人目覚めて皐月経ち 見えて膨らむ皐月花なり
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高尾ゆき父の怒りを感じたから 「平家物語」の笛吹きの人(と)説く
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ドラえもん野比のび太の「救世主!」 兄にいびられ今来た洗濯屋にも
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店ゆくごとペンを買う我いつもいつも もの書きする為大志抱く為
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六時起き身体の中に浸透し 「春が来たよ」と微笑む太陽
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想い出が歳月かけて発酵し読書のコウジで地酒の詩になる
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菜の花が畑の畦で朽ちてゆく 「次の季節を空見てみよう」と
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「リステリン」と「ガム」の洗浄歯磨きで 大人になって時間が欲しい
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公園でお姉様をからかう子等 みるみる赤いの私だけ追うの
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感情を「感覚的じゃない?」と母笑い 「感情量豊かと私は想うよ」
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天然が注意欠陥に重ねれば 「人親しむ」とねえや微笑む
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トパーズのルビーの様なビーズ作り 女の子達の心の器用さ
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ニッコリと人と挨拶交わしける制服姿「可愛い」と云われ
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モミザ畑賢治の「ブスコーブドリ」なる 伝記の結び涙ホロリと
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雀の子公園の下に落ちており 両手に包みミルク含ませ
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「菜の花忌」十四歳より愛すなり 志立て「歴小」読みたり
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工事場の裏の奥には薄緑 ヨモギ摘み取りいと柔らかなり
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風車我が町なりの伸びやかな 風景の中に光りけるかな
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恵方巻き「何も言わずに食べよう」と 話して吹き出し「美味しい」とこぼす
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カンピョー巻き父と二人で食べにけり 「素朴な味が一番だ」徒云い合う
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乱世にて救世主の徒が現れて 桜の小学生清められたり
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乱れた世救世の徒が現れて 桜の小学校清められたり
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菜種梅雨夜の外出迷いける 隣の施設入るに乱れつ
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ジャガイモを半分にして灰付けて 子供等喜々して種植え付ける
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卒業式クラスで唄を歌いおり オフコースの「さよなら、さよなら、・・・・」
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十六歳大人の世界を知らぬ間に 入院したる冬の苦しみ
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街の野に拾われる女(ひと)とこの我と 二人してやがて詩人になれり
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水温み春の小川の畔にて セリの匂いの弁当広げぬ
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