Utakata
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斗月
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ゆるゆるひっそりと
初心者/字余り常習犯/形になったらとりあえずupしていく方針
日記代わりの短歌や眠れない夜に詠んだ短歌、オタク短歌、創作シチュ短歌、他
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迫り来る明日に潰され ぺちゃんこに なった体を毛布で隠して
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生きるって難しすぎるなトリセツも 無いから今日も間違えたよ また
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適当に作ったご飯がやけに美味い そんなもんだね人生ってさ
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空っぽのクッキー缶が3つほど 出てくる自室の掃除の度に
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今日こそは早く寝るぞと意気込んで 0時を過ぎたよ駄目そうだなこれ
8
好きなもの こぞって発表 ああ
此処
(
ここ
)
は 優しい世界だドラゴンも笑む
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水やりの先から逃げてくカナヘビや バッタの合間に虹がちらつき
8
水に濡れ色と匂いの変わる土 打つ水音も更に変わって
8
鬱の字が未だに書けない「憂うつ」も 「うつうつ」も軽く透けた別物
5
無風ゆえ天を仰いで待つ鯉と 魚影ないまま晴れ渡る空
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Twitter 私が寝るまで
囀
(
さえず
)
って ブルーライトの子守唄をくれ
8
この本が一番好きなの地獄でも 読みたいからさ
棺
(
ひつぎ
)
に入れてね
8
普段なら行かない売り場に顔を出し カップ麺を買う楽しみがひとつ
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肩書きが無いまま三十路になだれ込み このままいくか何も無い人
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「死にたい」と「消えたい」気持ちは一卵性 似ているけれど少し違うから
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どうせなら本の隙間に忍び込み 圧死したいね紙魚みたいにさ
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庭の隅 死んだ蜥蜴に蟻
集
(
たか
)
り 運ばれていく命だったもの
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ネモフィラの青が広がり どこまでも 空との
境
(
さかい
)
も染め消して春
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茶や灰の山に芽吹いた新緑が 歩道 飲み込む初夏の訪れ
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祖母語る庭の草花 鮮やかな 正体を知り またひとつ賢く
5
放置したプランターにも花が咲き 自由極まる庭よ栄えよ
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寒暖の山越え谷越え気付いたら 4月も終わる春は
何処
(
いずこ
)
へ
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足早に過ぎ去る人混み都会では 時間の流れが違うのだと知る
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新しく買ったイヤホン デザインを 優先したけど音も良かった
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「可愛い」があだ名だったと自慢する 犬 猫 兎 蛇や小鳥も
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大好きと万回言われた仔らは行く 虹を渡って花を戴き
5
猫は良い ふわふわ きらきら ぱやぱやの 毛に包まれた祝福の玉
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流行歌 推しの気持ちに重ねては 分かるよ つらい恋だったよね
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百均の造花を一輪 挿した部屋 独りきりでも水いらずの日々
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おセンチを笑わないでよ きっと多分 誰の頭の中にもあるもの
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