Utakata
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羊の皮を被った山羊
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2024/7/28撮影の睡蓮の花をアイコンにしてみました。
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春雨が 雪にかわりて 梅に
積
(
つ
)
む 寒戻りても
人
(
妻
)
は戻らん
30
泣く
宙
(
そら
)
を 夜の
帳
(
とばり
)
が 包み込む
凍
(
し
)
みた心を 溶かす春雨
24
箪笥
(
たんす
)
より
出
(
い
)
ずる二人の 初賀状 セピアとなりて 君に供える
28
頬伝ふ
温
(
ぬく
)
き涙に 天仰ぐ 追憶の
想
(
そう
)
我と重ねて
25
花持ちて 月命日の 墓参り 涙・鼻水 くしゃみが
木霊
(
こだま
)
25
迷わぬ様 置きしパン屑 鳥が喰む グリム童話と 重なる日々よ
24
弥生
宙
(
そら
)
月と木星 寄り添いて 星の絵の具と 群青パレット
25
軽トラと つぎあてズボンで 参上す 背広と目が合う 確定申告
36
時
経
(
へ
)
れば 川の流れが 変わる
様
(
よ
)
に 新たな
息吹
(
いぶき
)
窓 開けし宿
22
愁傷
(
しゅうしょう
)
の
睦月
(
むつき
)
如月
(
きさらぎ
)
流れ去り 春は足踏み 氷雨から雪
25
梅咲くも 我の心は 春遠く 風が奏でる 追憶の詩
26
家建てて ローン終わるが 家傷み 我も傷みし 妻は永遠へと…
22
夜も更けて 静かな闇で 青葉喰む 田舎の夜は 鹿の楽園
20
この歳で 記憶の良きは 玉に
瑕
(
きず
)
嫌な記憶も よみがえり…辛い
20
作業着の 破れ
繕
(
つくろ
)
う 針と糸 妻が
遺
(
のこ
)
した 白い裁縫箱 /糸通りません😓
22
風強く 我
拒
(
こば
)
む
様
(
よ
)
に 山が泣く 枝に叩かれ 風に
晒
(
さら
)
され /きこり
21
温
(
あたた
)
めて
椀
(
わん
)
に移した おきりこみ 遺影の妻と 一緒に食べる
27
もやもやと 心に残る わだかまり 全て割り切る 偶数が好き
24
夕闇
(
ゆうやみ
)
が
己
(
おのれ
)
の後を 忍び足「
明日
(
あす
)
また来る」と 黒松に
告
(
つ
)
げ
21
氷雨降り 心と体
凍
(
い
)
てついて 少し
温
(
ぬく
)
めの 春雨を待つ
25
年老いた
親父
(
おやじ
)
の頭 散髪す
何時
(
いつ
)
までも
何時
(
いつ
)
までも してあげたい
21
伐採
(
ばっさい
)
後 切り株
現
(
あらわ
)
る『
牡丹杢
(
ぼたんもく
)
』自然の神秘 しばし
見惚
(
みと
)
れる /我きこり
19
星
出
(
い
)
ずる 今日の
生業
(
なりわい
)
振り返り
晩酌
(
ばんしゃく
)
と言う 日記をつける
26
時
(
とき
)
を もし 巻き戻すなら
何時
(
いつ
)
にする? 無念 残りし あの日 あの時
24
役所より 届きし名簿 せつなくて
凍
(
し
)
みた指先 空欄を撫で
27
散りてなお 風と遊びし
山茶花
(
サザンカ
)
と ひっそりと咲く 水仙の花
24
宙
(
そら
)
見上げ
眩
(
まぶ
)
しき光に 振り返る 明日は満月 月光の影
23
我が家では 冬の日曜 鍋となる 妻が
遺
(
のこ
)
した 家族のきまり
45
寒き日に 気の進まない 誘い有り 「行けたら行く」は 行かないって事…
だょ
35
群青
(
ぐんじょう
)
の
宙
(
そら
)
に
紗
(
しゃ
)
を引く 白き雲 君の
纏
(
まと
)
いし
羽衣
(
はごろも
)
の
様
(
よ
)
に
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