羊の皮を被った山羊
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2024/7/28撮影の睡蓮の花をアイコンにしてみました。

風花かざはなに ほほを叩かれ 振り返る 赤城あかぎの山を 雪雲包む
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気嵐けあらしの 白きゆらぎに 目をめる 心残りに… ため息一つ
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食卓と 居間と寝室 車にも 手の届くとこ 老眼鏡置き
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君の背で ねんねこの中 寝てた子が 一周忌まで 喪主を勤めて…
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忍ぶ冬 ひらひら落ちる かえでの葉 風があやつる 赤き踊り子
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見てるかい? 二人で見てた この紅葉 我は部屋から 君は空から…
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汗なんて かくはず無いのに 顔ぬぐう 気付かれぬ様 涙を隠す
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かじかむ手 法要間近の 墓掃除 涙色の空 かす戒名かいみょう
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ゴミの日に 「11」の文字 透けて見え 過ぎ去る日々に 紅葉の葉舞う
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こされた 黒き畑が 薄化粧 いずる朝日に るむ朝霜
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収穫後 果実に栄養 与えし葉 カラカラ歌い 畑で遊ぶ
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この宿は ぬくい仲間が 集う宿 想いを詩に 囲炉裏スマホを囲む
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山間やまあいの 日暮れは早く やみとなる けもの出る前 仕事撤収 💦 /我きこり
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亡き妻の 名前横線 涙落ち 「配偶者 有・無」 有から無へ…😢
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すれ違う 車のガラスに 霜光り せわしい朝と 淋しい初冬
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北の峰 まぶしき白の 燕尾服タキシード 青空を背に 凛と構える
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れぬ手で 弁当作る 二人分 神の食材 冷凍食品
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足元が 氷雨に濡れる 畦道あぜみちに 千萱ちがやくれ 紫苑しおんの小菊
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朝寒あささむの 更待月ふけまちづきが 照らす道 新聞配る バイクの響き
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この羽は あの時鳴いた ひぐらしか? 送り火ともし 向った山寺 /8/16投稿の追詩ついか 三部作(完)
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あの夏の 蝉等せみら何処どこへ 行ったやら? 落葉にまぎれ 羽が一羽いちまい
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帰り道 妙義みょうぎの山が しゅに映える 綺麗な夕焼 朱鷺とき色の空
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夕飯後 息子が部屋へ 行った後 黒縁写真に 語る思い出
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山肌やまはだに 落葉布団ぶとんを 掛けし木々 裸になりて 雪衣ゆきごろも待つ
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群青の 夕刻出ゆうこくいずる 三日月は 田舎いなかたみに いやしの光
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とんび舞う 天 高き空 独り占め一鳥じめ 榛名はるなの山は 木枯こがらし間近
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日常を 気丈きじょうに過ごす 振りをする 本当ほんとの我は 女々しい仔山羊こやぎ
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夢で逢い 「耳そうじして😊」と 君が言う 今日は朝から 仏壇掃除 
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白い雨 実を置き去りに 葉を落とす みつかっちゃった! 笑う柿の実
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雨語る 「今日の仕事は めときな!」 たまにはいね 晴耕雨読
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