まんまる
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ネームは木喰上人の歌よりいただきました。八年前より抗がん剤治療中です。リハビリに励んでいるなかUtakataに辿りつきました。短歌を始めて三年で我流です。自分史をうたに詠もうと思いつきました、気がかりなことは平和と格差の大きさです。よろしくお願いします。

たくさんの幸を与えて終えた薔薇 花がらしおれ雨に打たれる
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雨戸あけとびこみひかる薄紅のダリア一輪みどりの海で
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善悪の二重(ふたえ )まといて人が逝く薔薇が見送る旅立ちの朝
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踏まれても白の花咲くどくだみは愛うすき花 清純なまま
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梅の木は小さき庭の大将に 木下(きもと)の茂みどくだみ侍る
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爺さまはこわごわ歩くリハジムを テニスティームのロゴのシャツ着て
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バラ笑う香りあふるるほろ酔いし くもるこころに夢うつつの日
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雨あがり空青映る池の面に 睡蓮の空アヒルが憩う
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南国のヒスイカズラは海の色 勾玉のお下げ 姫の涙か
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こまやかな米粒ほどの花つけて 小さき笑顔ツゲに蜂舞う
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こぞの秋二つ実のなるいちじくの 葉茂り立つ実るゆめ乗せ
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杖ついてゴミ出す吾を追い越すも 収集車の人戻り助けり
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車窓から朝霧のなかヤマボウシ 通院見守る白(しろ )傘さして
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うたかたでヤマボウシ咲くころという 公園の花思いて癌セン
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みどり児の微笑みのさま白牡丹 散歩の道にふわり顔だす
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花菖蒲しおれる頃に一つ咲く 亡き友しのぶ雨の音のなか
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若枝を伸ばす柘榴は老いてなほ 添え木にすがるもいのちあふるる
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花や木と生きるよろこび知らず亡母(はは)  いっしょに植えたいりんごの苗木
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母の日に亡母のおもいつのりくる 幸(さち)の花束届けぬままに
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草団子手作りまるく愚痴忘れ こころまーるく御坊のことば \ 木喰上人おもいて
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皐月なの?窓辺のあやめ怪訝顔 ストーブ点けた部屋を覗いて
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モノクロの心の隅っこ彩るは さくらそう揺れやさしく撫でる \ 消してしまい再掲です ごめんなさい
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通院の母に付き添う帰り道 山寺参り水の音しずかに
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花菖蒲、パンジー、しらん、クレマチス、おだまきそろいむらさきの姫
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むらさきの花も色合いそれぞれに 庭に五人のむらさきの姫
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つつじ映えまばゆい街もつかの間に 萎れた花に夏日がささる
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爺と手をつないだ孫はすくすくと テニスの打球夏日をつらぬく
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今一度亡母の作る笹巻を 叶わぬ願いを詩(うた)にし飾る
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クレマチスひろげし花はかざぐるま 哀しみ知らず夢をまわして
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朝ぼらけ翠の山に霧の立つ通院のみち山くねり行く
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