Utakata
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放課レコードさきゃ
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愁涙
(
しゅうるい
)
に 濡れた
頬
(
ほ
)
っぺた 乾くまで 君の
色々
(
いろいろ
)
想い続ける
6
若かった 僕らの遠い 青春よ ノートの隅の 君の落書き
6
凍てついた 赤い手指と 後ろから 肩の小さく すくむあなたを
5
哀しみも いつかは僕の 風となり
冬春夏
(
ふゆはるなつ
)
と 流れてゆくよ
7
「諦めたら そこで試合終了だ!」 とっくに君とは 終わっているさ
4
肌をつく 冷気に冬は そこまでか 君と離れて もう一年か
5
卒業 それは君との別れの時 神よ、僕らは 結ばれますか
3
もう少し 恥じらい捨てて 君の言う 「理想の人」に なれば良かった
5
手を繋ぎ 身を寄せあって 歩いたり そんな夢みたいな 夢を見た
5
君がいて 僕の世界が あったこと 気付いた時には もう遅かった
9
街中で ショートヘアーを 見るたびに 君がよぎって 心が痛む
5
山の
端
(
は
)
に沈む日 秋の夕暮れは 僕と君とを 影にしてゆく
8
オムライス ハートが上手く 描けなくて 急に恥ずかしくなる 我一人
6
優しさは 誰かを救う でも君の 優しさは僕を 悲しませたよ
2
秋深く なればなるほど 君がほら 遠くなってく 他人の如く
7
結局は 自分に自信 ないからさ カッコよくキメても 神頼み
5
両想い 過去は輝き 今夕は 西に振り向く 勇気もないよ
5
この心 そう簡単に 止まれない 君に押された 恋も慣性
6
金木犀の 香りがすれば あの日々に戻る 心のタイムマシンよ
3
すっかりと 秋になったね この前の 秋は隣に 君がいたのに
8
ああ君が 懐かしい人に なる前に 好きだと言える 勇気が欲しい
12
君ばかり 見てたよ 空は知らぬ間に 高く優しく 僕を見ていた
6
運命は 君ではないと 知りながら 振り向かれたら もう動けない
7
確かあの時君 雪にはしゃいでさ 今じゃ哀しみ 降り積もるだけ
4
夕立の 予感に帰路を 急かされて 遠くの雲の 色と匂いと
7
その心 僕が抱くには 広すぎた 僕の世界が 君だったんだ
3
「もういいや。」 澄ました顔は 斜め前 一人の夏よ 君にさよなら
7
深緑の 山を背にして 後ろから 今、そよ風が 一吹き君に
3
いつからか 敬語の君に 逆戻り もう少しだけ 夏がよかった
10
雲ひとつ 無かった僕ら 遠い夏 大人になって ゆくよ二人は
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