放課レコードさきゃ
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もうきっと 増えることない 思い出を 数えてこれで 何個目だろう
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今日限り 雪かぶる山 アルプスの 麓の街で 君に歌おう
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優しさの 真意を学び 知る人は あなたも然り 輝いている
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訪れる 一季一期に 油断して 君は笑ってくれなくなった
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放課後が 特別な時間とき だってこと 制服着てたら まだ分かんない
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踏みしめる 受験終わりの 道を行く 傘もささずに 雨濡れながら
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移りゆく恋 初蝉の ミンミンと 過ぎていくのは 時だけじゃない
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昼空の青と 心のブルー とを 混ぜて織り成す 濃いモーメント
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僕の三年 巻き込んで いつの日か 君よ、風になって やって来て
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時やはり 厳しく 眠るあいだにも 別れ近づき ぼやける貴女あなた
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秒針を 追って意識は いつの間に あの日の君の 横にいたのか
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今の風 一年かけて この星を 周って来春の 君に吹く
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あの時 別れの哀しさ 知りながら なぜ君の名を 聞いたのだろう
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遠景えんけいかすむ細道 歩いたら 春風の匂いに はさみうち
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好きな人 聞かれても言わなくていい サクラ咲くまで 君を待つから
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春風を 待って桜が 満開に なる頃君に 別れ告げよう
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寂しさが ピークな今日の 乾き風 独り歩きの 心にしみる
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もう二度と こっち見ないで 諦めた恋 過ちは 繰り返さない
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さよならも 届かない距離 もう少し 君の香水の 匂いするまで
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いつの日か 君をふと 思い出す時に 背中じゃなくて 笑顔がいいから
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田園を 挟んで遠く 福岡の 夜は二人の イルミネーション
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昨日より 冷たい風が 僕にだけ 吹く都会まち 横に君がいたなら
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あの日から 僕のすべてを 巻き込んで 奪って罪な 人だね君は
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クリスマス あなたは誰と 街を行く もし今二人 すれ違ったら
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ああなんて 他愛ない日々 三年の 片恋いつか 芽吹く時まで
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十二月二十四日の 告白は 渋られ振られ 明日も独り
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雪解けの 西陽に 街は輝いて 巡る三度の 冬の哀しさ
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窓外まどそとに広がる 銀世界ゆきげしきじゃなく それを眺める 君を見ていた
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僕たちは 二人出会って 四度目の 春を待たずに ここでさよなら
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昨日とは うってかわった 晴天の 街は希望の 象徴と呼ぶ
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