放課レコードさきゃ
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凍てついた 赤い手指と 後ろから 肩の小さく すくむあなたを
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哀しみも いつかは僕の 風となり 冬春夏ふゆはるなつと 流れてゆくよ
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「諦めたら そこで試合終了だ!」 とっくに君とは 終わっているさ
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肌をつく 冷気に冬は そこまでか 君と離れて もう一年か
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卒業 それは君との別れの時 神よ、僕らは 結ばれますか
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もう少し 恥じらい捨てて 君の言う 「理想の人」に なれば良かった
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手を繋ぎ 身を寄せあって 歩いたり そんな夢みたいな 夢を見た
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君がいて 僕の世界が あったこと 気付いた時には もう遅かった
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街中で ショートヘアーを 見るたびに 君がよぎって 心が痛む
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山のに沈む日 秋の夕暮れは 僕と君とを 影にしてゆく
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オムライス ハートが上手く 描けなくて 急に恥ずかしくなる 我一人
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優しさは 誰かを救う でも君の 優しさは僕を 悲しませたよ
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秋深く なればなるほど 君がほら 遠くなってく 他人の如く
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結局は 自分に自信 ないからさ カッコよくキメても 神頼み
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両想い 過去は輝き 今夕は 西に振り向く 勇気もないよ
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この心 そう簡単に 止まれない 君に押された 恋も慣性
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金木犀の 香りがすれば あの日々に戻る 心のタイムマシンよ
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すっかりと 秋になったね この前の 秋は隣に 君がいたのに
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ああ君が 懐かしい人に なる前に 好きだと言える 勇気が欲しい
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君ばかり 見てたよ 空は知らぬ間に 高く優しく 僕を見ていた
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運命は 君ではないと 知りながら 振り向かれたら もう動けない
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確かあの時君 雪にはしゃいでさ 今じゃ哀しみ 降り積もるだけ
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夕立の 予感に帰路を 急かされて 遠くの雲の 色と匂いと
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その心 僕が抱くには 広すぎた 僕の世界が 君だったんだ
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「もういいや。」 澄ました顔は 斜め前 一人の夏よ 君にさよなら
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深緑の 山を背にして 後ろから 今、そよ風が 一吹き君に
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いつからか 敬語の君に 逆戻り もう少しだけ 夏がよかった
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恋みどろ 髪舞う度に 香る花 小さな肩と 小さな別れ
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甘い恋と 苦い現実 混ざれば カフェオレみたいに 上手くいくはず
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秋空の 優しい青が 君ならば 僕はきっと 彼岸花のあか
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