Utakata
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放課レコードさきゃ
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薄れてく あの子の声と 恋心 刺激が無くて 歌が詠めない
8
思い出を 混ぜたら歌は こんなにも 強く哀しく 優しくなって
9
春風に 君への愛が 散りゆけば 桜はいつか 若葉となった
10
誰のもの 誰のためでもなく 春は やさしい風を 届けてくれる
10
「君」と呼ぶ ことも躊躇う 距離だから もう「あの人」に なってしまった
13
木漏れ日に 溢れた道の 思い出を 一つ残らず 集めて歩く
11
春だから 別れは許す その代わり 出逢いを風に乗せ 持ってきて
10
君の輝き ふと思い出すほどに 懐かしい 朝、春、日本晴れ
7
葉桜の 季節が来ても この心 どこかに君が いる気がしてる
12
夕方の 風はふわりと 雲を積み
川面
(
かわも
)
騒がせ 僕の背を押す
6
好きよりも まず懐かしさ 込み上げて 胸は踊らず 沈んでく様
4
この思い 来夏の君の 風となれ ふと僕を 思い出してくれれば
7
花風に
靡
(
なび
)
き波立つ 麦畑 緑の海の ほとりを歩く
8
君の住む 街から吹いて 来た風が この街に桜を 咲かせてる
9
移ろいの 季節の中に 君がいた 去り行くときも 季節のように
10
ため息も 忘れて君と 駆けた夏 蝉の鳴く声 今も聴こえる
8
永遠に 思えた恋も たそがれて 時に流され あなたがいない
8
寒空よ
何処
(
どこ
)
へ あなたは
何処
(
どこ
)
へ行く 取り残された 僕と春風
7
君に吹く 真夏の風に なりたくて 重たい思い 全部を捨てた
5
僕と君 二つの青春が いつか また交わって 繋がる日まで
4
恋こそが 人の背を押す 風となり 刺激となって 時を越え舞う
7
薫風
(
くんぷう
)
を
纏
(
まと
)
いし君の髪 さらり
甘酸
(
かんさん
)
の香よ 若葉に混ざり
6
バス窓を撫でて 今春に枯れる 楠の葉の道 熊本の町
4
春風に 乱れた髪も 整えず いっそ全てが どーでもよくて
8
駆け出した いつかの夏の 主旋律 すべて
照陽
(
てるひ
)
に 輝いていた
5
僕達を 二人にしたのが 春ならば 二人を
永遠
(
とわ
)
に 遮るも春
4
暖風や どうにも君が まだ横に 居る気がしては やっぱり一人
4
君をヒロインにして 聞く歌ももう 切ないけれど これで最後だ
4
三月の 教室はもう 春の色 別れが君を 美しくして
8
もし君が また下の名で 僕のこと 呼んでくれたら それだけでいい
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