Utakata
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さきゃ
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巡り行く 季節の中で 幾度も 振り返っては 君を探した
13
もう一年 あの春あの日 燃え尽きた 恋に
耽
(
ふけ
)
りし ノスタルジスト
12
ただ雨が 鬱陶しい だけになって 恋の終りを知る 傘の中
14
風寒く 遠い
彼
(
か
)
の夏 彼の娘 消えず沈まず 彷徨う記憶
17
恋の色 真夏の空の 青色に 大きな白を 浮かべたような
10
あの春の 二人はきっと 若すぎた まだ一年も 経ってないけど
13
立ち止まる 赤信号の
一時
(
ひととき
)
に 降り交う雨が 雪に変わった
18
片恋が 舞い散る雪に 溶けてゆく 白にも染まず 透んでいたから
10
たそがれが 街ごと二人
陰
(
かげ
)
にして そのまま君を 見失ってく
13
行きずりの 人に静かに 恋をする 季節の移ろいが 好きだった
11
白雪は やがて桜となり 誰と 別れることも ない春が来る
13
考える 言葉の前を 降る雪が 二人をきっと 無言にさせた
12
雪の降る 切ない午後に あの頃の 冬を窓から 一人見ていた
11
君がいない 冬から逃げた。 その先に 夏は来ないと 分かってるのに
9
秋と冬 肌とマフラー その狭間 想いをそっと 閉じ込めている
15
白鷺
(
しらさぎ
)
は 行きずり雪を 嫌うから 晩秋、遠い 場所へと消えた
8
着る服が 一枚増える 秋だから 君の心に 触れづらくなる
13
夕凪よ 川面に君が いた刹那 大人びた横顔に 気づいた
9
夕時の 金木犀が 切ないという 感情を 教えてくれた
10
秋風が 二人の間 吹き抜ける 恋の終りが それを許した
11
あの夜の 花火が恋に 飛び火して 君色に燃える 夏の思い出
14
恋みどろ あの夕焼けが 溶けたなら 掴んだ腕も 離れないのに
5
陽炎が 包む彼女の 後ろ背は 夏の終わりを伝える、 揺れる
11
大雲に 消えた真夏の
白烏
(
しろからす
)
別れを惜しむ 言葉も無しに
9
初恋は 入道雲に 重なって 白く燃えるよ 高く大きく
11
君想う 心は春を 梅雨を越え あの雲のてっぺんより 高く
9
今詠める 景色に君が いないから あの頃のこと ばかり詠んでる
16
半袖の 腕に
纏
(
まと
)
わる
夏風
(
なつかぜ
)
に 「暑いね」と言う 相手もいない
15
夏空が こんなに寂しく 見えるのは あの夏の雲が 重なるからか
12
セミがまだ 鳴かないうちに 忘れたい 重たい恋は 夏にはいらない
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