花子
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300
冬寒し 埋み火おこし 笑みこぼれる  氷雨窓打ち 月影冴ゆる
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雪吹雪 山冴え返り 凍る月影 白銀の舞い 静けしや
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茅葺きの 囲炉裏火弾け ともし影 峠凍てつき 去ぬ後ろ影
7
春よこい くれない燃える 蝋梅の 梅の香残し 花舞い上がる 風薫る
3
山おろし 氷雨窓打ち 灯影   その影淡く 雫滴る 静けさや
5
冬凍る 足跡絶えて しじまかな おろし風吹き 白銀の舞い 凍てつく梅の 香り溢れる 春隣
4
独りゆく 雪の足跡 振り返り 雪降りしきり  木立凍てつき 枝を透かして  氷る月影
4
冬晴れの ひともと咲くや 水仙の  香りこぼれて 風に漂い 冬の朝
4
濃い紅葉 いにしえ語る 古刹かな 鐘の音響き 紅葉舞い散る
7
天冴ゆる 凍てつき寂し 峠道 風の間に間に 粉雪吹雪く 一歩ひとりの 影法師
4
春雨の おぼろ霞て 山の端よ 朝の陽の緑葉射して白銀の玉溢れ
3
山深の 雪解川 薄氷弾け  岩を噛み  梅の香溢れ 春を待つ
4
春雨の おぼろ霞て 山の端よ 朝の陽射すや 光こぼれる 銀嶺の嶺 光の渦に 影さえ白く
5
降り積もる 雪に吸わるる 音もなし 霜柱踏みて待ち人来たる 灯り灯り 馬いななくや
5
春寒(はるさむ)に 悔いることなし おぼろ影 陽射し影朧 夢かうつつか
5
春立ちて くれないもえる 枝垂れ梅   おぼろ月夜に夜の影朧 去ぬ後ろ影  
4
滝つぼに 梅の花 散る 樹つららの  雫したたり  梅の残り香
7
霧ふきて 白きをまとう 冬立ち木 風の織りなす 雪衣かな
7
降り積もる 雪に吸わるる 音もなし 待ち人来たる 囲炉裏おこし 馬いななくや 春隣
4
山深の 雪解川 岩を噛み 薄氷弾け 春を待つ 紅梅の一輪
6
波がしら 引いては寄せて 泡となる 朝霧湧きて 磯小島映え 光さし 目覚むる海に 舟を出す 静寂(しじま)を抜けて 明日(あした)を拓かん
3
茅葺きの 囲炉裏火弾け 寒さ返る   峠凍てつき 月影冴ゆる 独り酒酌む
4
冬日和 雫滴る 雪折りの 霧吹き渡リ 樹つららの花
10
冴ゆる空 月昇るかな 白妙の 雪降り積もり 雁富士渡る 
8
風渡り  揺るる水面と  玉しぶき 陽炎のなか  消ゆ後ろ影
7
風渡リ 水面揺るる 滝つぼの 陽炎立ちて 去ぬ後ろ影
4
山静けし 白銀の舞い 冬木立 足跡絶えて 山の音(ね)寂しき
4
一枝(ひとえだ)の 雪のこぼるる 静けしや  やまね( 山音)泣き濡れ 雪一色の
4
冬晴れの 碧さに映える 樹つらら 陽射し眩しや 雫したたり 白銀の玉
4
天高く 凍てつき寂し 峠道 風の間に間に 粉雪吹雪く 一歩ひとりの 影法師
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