Utakata
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麻だ。
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はじめまして、ほぼ日記手帳。
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目覚めれば 太陽とまごう 春の月 まだ薄暗き 空に浮かべば
25
ダイヤル式
一
一
○
番を まわしてみ 〇が遠くて まわらないのよ
/
夢で焦ったら
14
写真にも うつらぬほどの ささめ雪 ため息のよに つもりゆく様
22
北へ行く オロロンラインの 分水嶺 ひたすら並走 岬をまわる
/
望郷
17
シリウスも 震えるほどの 月の夜 そっと
息
(
いき
)
吹く 雪片は星
36
六
(
むつ
)
の花 歩く速さで キラキラと 無数に咲いて 陰も日向も
24
わが庭は かつてにらみ合う ニャンたちの たまり場だった 放水解散。
/
ニャンの日記念
13
あのねのね 陽気といえど まだ二月 雪女郎の 季節だったよ
/
除雪小一時間
11
時止めた 三本の腕 時計あり 未解決かな 三つの事件
12
天上から 汽笛の音が なり響き ガタンゴトンと 動きだす春
/
カムイ号
17
光量を たっぷり含んだ きさらぎの かわいた風よ 吹きとばせテロ
14
さくら前 梅に菜の花 水仙と 花だよりきく 真白の大地
25
最期まで 桜のように 居てほしい 満開しらぬ 母にあれども
27
吾子にもう あんまり来ない でと言われ しょんぼりの帰路 雪解けのみち
30
ちはやぶる
大雪山
(
だいせつざん
)
の 綿帽子 超えて参ろう 吾子の住むまち
/
やや光る君
20
朝まだき 玄関マットを パパパパパーン もや
気
(
け
)
とばせば 滑り止めの砂
17
菜の花の 苦みがひどく 爽やかで 甘みにのぼせた 私を冷やす
32
宝石が 二万で買える 宝石は そのようにして 買うものなのか
18
窓
灯
(
あか
)
り 雪山照らし 明けきらぬ 朝にはじまる 朝餉のしたく
27
まぶしくて にごった目には ちと厳し 雪に反射す きさらぎの光り
16
うず高く まろびてつもる 屋根に立つ 春はかすかに 淡くふる雪
/
立春
19
雲上より 宝石箱を ちりばめた みたいに光る ひとの営み
22
CA
さん。 昭和の母は スチュワーデス 聞きとる吾子は 「ちゅっちゅおでっさん」
/
連呼せどなんのことだがわからずに…😅
16
寒月の スポットライトを 浴びている 愚かさを きわ立たせる光り
13
ふゆうらら しずくがうがつ のきしたの 雪のふかくに うみのいろあり
31
酔う父や にぎやかな母
弟妹
(
ていまい
)
も
2024
(
にぜろによん
)
寒月の
静寂
(
しじま
)
17
夢をみる 頃はすぎても 馳せている 春を彩る 花の便りを
20
大雑把な 雪女郎の里 おだやかで 山の向うは 雪かき分け分け
15
ドブネズミが ドドドドッと 逃げてゆく 不機嫌で 人を操る獣
12
「せっぴ」とう
可愛
(
かわ
)
い名のつく 危険物 「うふふっ」と落下 その重量たる
/
雪庇
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