麻だ。
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はじめまして、ほぼ夢の記録。

花の色 草の緑を 焼きつける あとひと月も すれば白銀
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読経の 僧侶の袈裟は 藍白あいしろに 金銀の雲 暮れてゆく秋
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また一人 昭和のじいが 亡くなって 透明感が 増す秋の空
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稲刈りの すすみ具合が あいさつの 田んぼの町の お通夜の席の
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おしなべて 花蕾からいは天に 向かいおり 空色の花 咲かせるが為
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の岸も の岸もなし 海原を 白銀に染める 羽田の朝陽
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安心の 同調行動 ここでない パレードはもう 始まり終わる
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隣家となりやの 煙突屋根の 三角の 影がとどけば 開く秋の戸
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根を張れぬ レッドカラント 細りゆく 今日も今日とて 雨に撃たれて
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飲み会の つまを迎えに 車駆る 友蔵ばかり 三人 四人 / 敬老の日
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明日がきて 鰹のダシとる ルーティンは 具沢山より 具なし味噌汁
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あした咲く つぼみさがして 安堵する 半分いじょう かれてる朝顔
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フライングソーサー 朝ゆく 月ににて 儚げなるや ひとひの命
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杓文字しゃもじとは ※光りお米を掬う 道具なり 木から白プラ 今は透明
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八割方 となりの屋根の 三角の 窓枠からの 月がまぶしい
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泣いたって どうにもならない のは承知 満ちてく涙 健気けなげは見ない
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命懸けで じりじり 焼き尽くす君へ かける言葉が 見つからないの
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運針が 唯一無になる 作業とて ブラウスの裾 千鳥にまつる
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虫食いの あとは涙の かたちして くもり空にも 朝顔は咲く
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味噌汁の 鍋かき混ぜて ン十年 ここが宇宙の はじまりなのか / ビックバン
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叩きつく 雨は化粧が 崩れるほど 真夏の雪の 女郎のなみだ / 北に線状降水帯
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棲み分けが はじまる合図 新世界 天にとけてく ホルンの雄たけび / ドボルザーク
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ズルズルと わかっちゃいるけど やめられない 見かねた雷神。 怒号と閃光
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ここに来て 身長一センチ 伸びて オーラが少し 強くなったか
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ピクリとも 動かぬ森の 木々たちの 沈黙の底に 流る水の
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【納涼】さっき洗ったお皿が二枚 さっき洗ったお皿が四枚 さっき洗った… /
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盂蘭盆會の ご先祖たちは なに思う 帰るところが あれば嬉しい
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哀愁が ただよう語感 盂蘭盆會うらぼんえ まるであたしが この世にきたよな
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あかり むせび泣くよな 虫のは 夏のおわりを 告げる絶唱
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山並みが 重なるはるか 遠くまで ここにいるよの 木霊を待って / 山の日
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