Utakata
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麻だ。
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はじめまして、ほぼ日記手帳。
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まるでそこ のけそこのけと でかい馬 道にはばかり 我がもの顔で
15
恐竜の 絶滅みたい セミの声
花野
(
はなの
)
に息吹く
虫たちを聴く
29
「OKの ハンコはもらった ただ一つ キリトリ線を もっと太く」と
23
堂々たる 王様みたいな 月の下 たくさんの虫の 声はさまざま
21
盆ソワール 生きる家族が 頼りです お腹いっぱい 浄土への道
/
じい
20
白玉の 団子を
対
(
つい
)
に 並べたの どうやらじっちゃん 食べたようだね
/
一つ無くなってた
26
設計図通り 生きてる ふれ合いも 小さな
幸
(
さち
)
も 悲しい愛も
32
六時半 希望の朝が 流れきて 青空にのぶ 子らの手のひら
32
迷走の 果てたどり着く 楽園に お待ちしており ましたと女神
17
醜さだけ 見せつけてくる 大鏡 ぶち壊しても よろしいですか?
28
盆前に ラヂオたいそも 佳境いり こんなにいたのか 町内の子ら
30
浄土にも セミの
時雨
(
しぐれ
)
は あるかしら つんざくような エンドレスコール
30
夏木立 陰のみどりは 黒ぐろと 海を思わす 深い深い海
24
パリくらいの できなさ加減 でも充分 堂々といける 日本出来過ぎ
18
防犯の カメラに映る もののけは エゾリスの腹 手足ひろげて
31
今度こそ 抱きしめたいの 終わらない 夜を
彷徨
(
さまよ
)
う 私だけの星
26
十八度の 朝風が吹く 八月の
朔日
(
ついたち
)
には 鎮魂の花火
24
写りこむ 雑多をきらい 虫の目線 桔梗いち
輪
(
りん
)
にち
輪
(
りん
)
を背に
27
星だって 生まれたら死ぬ 輪廻の輪 くぐり抜けられたら… ビックバン…
23
黒歴史 天女の羽衣 なで解かす とても待てない 星が砕ける
17
見つめ合う ことなど
永遠
(
とわ
)
に 無いだろう 瓜が二つの 野球の選手
15
おびただしい 数のセミ鳴く 森の中 狂おしいほど 救い求めて
41
暑いのに 冷たさに負け 五臓六腑 ゆっくりじんわり しみるポタージュ
21
麦の穂を 自由自在に 遊ばせて 光をうつす 風のマエストロ
45
掌
(
てのひら
)
から こぼれ落ちそう だったから ひょいとつままれ 向き変えられて
/
(笑)
17
子のもとへ 車走らす オホーツク 途切れぬ山の みどりは豊か
37
逃亡しすぐ捕まった夢だった トイレの向きが変わっただけで…
15
わずらわし それより孤独 を選んで 夜の冷気に 晒されている
22
ろうそくの 炎のような 切り花を 添えた
灯
(
とも
)
れよ 亡き者の胸
/
クリムゾンクローバー
16
許さぬと かたい文箱 ひも解けば
空
(
から
)
念佛と 白髪のわたし
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