Utakata
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麻だ。
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はじめまして、ほぼ日記手帳。
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みほとけの
掌
(
てのひら
)
はイヤと なきだせど つながれている クモの糸にて
36
純白に 衝撃はしる 秋色の 刈田翔びたつ 白鳥の群れ
37
清宮と 北山のなみだ 星のよう 最下位をしる 者しかしらぬ
/
ポリー星
22
す すきのほ ぉれて はかなく ゆれおちて かのきしひかる はやまぼろしの
28
鉢合わせ 会ってしまえば 逃げられぬ さちを願えば 朝霧つつむ
23
魂の 傷がその人
誑
(
たらし
)
めて そこはかとなく 悲の彼岸花
47
桜葉は 色無き風に さらされて また
朱
(
しゅ
)
に染まり 輪郭をけす
30
深層で 天使と悪魔 せめぎ合い 夜空は映す 赤いプラズマ
/
オーロラ
23
値上げ幅 驚く神無 月はじめ ハガキ
八十五
(
はちごー
)
手紙百十
/
未だFAXと封書
22
やる事を やり終えてただ 雪を待つ 北国の
性
(
さが
)
アサガオ倒す
43
国宝の みろくの思惟の 写真まえ 奥の奥まで 白くなるまで
22
半年の 心の旅を お察しし おかえりなさい 夏の終わりに
23
海渡り 星の国まで 届きそな セントレア発 新千歳ゆき
24
血の海に 子を落としたる
縁
(
えん
)
ありか サンゴ草咲く 海原に立ち
29
灯り消し 月の光に
佇
(
たた
)
ずめば わが身の影の 濃さに
慄
(
おのの
)
く
46
丑三つに 虫の
音
(
ね
)
聞けば 宇宙かと 思えば
志村の おババ
(
※注 弱った虫の声
)
がいたり…
/
ドリフを見ての夜
18
どうしたら 浄土へ着くか 今年あと
三月
(
みつき
)
と半分 ストーブ
点
(
つ
)
ける
32
高気圧が 「来るなくるな」と 台風を 遠ざけている も少しガンバレ
/
お彼岸&シルバーウィーク
19
半月は 夜露の虹に つつまれて ななめ上向き 十五夜の夢
31
ポンコツの
身体
(
からだ
)
を杖に 生きてゆく 信じて行くさ
三十一
(
みそひと
)
あれば
37
我ばかり 懺悔している
よな気
(
夜泣き
)
して ズッコケ気味の 東にオリオン
33
アジサイが まだ青々と 咲いている チクチクするよな 酸性の土
31
レモン汁 大さじ四は うろおぼえ 梨のコンポート 酸っぱ、あ、酸っぱ
/
さきにググれ!
22
なんと今! BUMPのライブ テレビから 褒美じゃないか 左大臣からの
16
海をみる 岩場の突端 「もうしばらく ここにいたい」と 君はいいおり
21
どことなく 憂いをおびた 秋空に 例大祭の 花火は上がる
27
東
(
ひんがし
)
の 透きとおる星 月の舟 濁りに慣れた 我が
瞳
(
め
)
を
濯
(
あら
)
う
43
しとしとと 降る雨音に 生きづらさを 生く吾子をただ
掻
(
か
)
き
抱
(
いだ
)
きたし
32
売られてる 猫ちゃんぢっと こち見てる からだ揺れてる 眠いだけニャン
21
なすりつけ あって別れた あの人が 大事なカバン 届けてくれた
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