Utakata
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ココニャン
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バスの旅日頃の憂さを語り合う正解なんてあるはずもなく
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速報に大雨警報ピロピロと遠雷の音はその辺りより
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目薬を嫌いな老猫抵抗する持てる力を全て出し切り
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いたずらにボディーシャンプー泡立てて投げつけたよな秋空の雲
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伊吹山すそ野に広く葡萄園主の丹精食べ放題で
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待ちかねた「BS日本の歌」落選 届いた封書はコロナ接種
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朝露に青く光りてつゆ草は散歩の途中のみちくさ誘う
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カラオケは認知予防と老集う歌うも聞くもご苦労様
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乗る度に「カードが挿入されていません」高速走らぬ老の車に
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あと一歩もう少しだけ頑張ろう小首傾げて稲穂もみてる
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水遊び影を写して遊ぶ児は傾く陽を背に怪獣になる
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アスファルトの割れ目に育つエノコロ草種を抱えてゆらゆらしなる
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世話になどなってはおらぬと言う
老母
(
)
の
息子
(
こ
)
は怒りつも着信確かむ
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マニアルを好まぬ
義母
(
はは
)
の梅干しに今年の出来は近づけたかな
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球場に快音響く甲子園応援席の赤が燃え立つ
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台風に閉じ込められた盆休み雨戸開ければひぐらしの声
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ごちゃごちゃと何をそんなに言うことかテーブルクロス替えたいだけで
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台風の直撃情報 帰省消え用意の品を宅急便へ
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あ!虹が 見知らぬ人に声かけて西の空指し笑交わしあう
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友逝きて二人の秘密あの茶屋をなんで教えてしまったのだろ
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月二回夫を施設に見送りて友は自ら医院をはしごす
8
必要な場所は意外と遠くにありたとえばハガキ投函ポスト📮
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ときおりの南部風鈴やわらかき
音
(
ね
)
ほんのつかのま暑さを忘る
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灰の中真白き骨は納められ
義兄
(
あに
)
は小さく
息子
(
こ
)
に抱かれて
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里の姪実家じまいに嘆息をこれらの写真どうすりゃいいの
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やはり来た登山のみやげ筋肉痛これが最後の伊吹の頂き
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伊吹山霧深き中ウグイスの声を聞きつつ山頂目指す
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伊吹山うぐいすの声ジャコウソウかってなかった売店ラーメン
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梅雨明けの蓮葉の海に数多咲き一日を包み花びらをを閉ず
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