ひな ろくろう
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文語旧カナでしたが 口語自由律風なものも詠みたいと思っています
叙景 叙情 叙事とありますが 政治事はあまり受けませんね  茂吉 佐太郎が好きです
あとは方代 比呂志 誠夫 などです 
 

「スパイ防止法反対する人ってスパイなんじゃないの」紀美の名言
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下向きて食器ザラ見る飼ひ犬の口の先から涎の落ちぬ
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うなぎ食ふ年に一度の日なりけり酒を飲みつつ一時間まつ
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風太郎自身はいかな死に方と臨終図鑑読みつつ思ふ
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朝はやく砂浜を歩く振り向けば私の足跡ばかり 海鳥が騒ぐ
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紅蜀葵は陽に照らされて鮮やかに庭を彩る昨日は5つ今日は13
3
テレビが映す郊外の風景  マスクなしで笑う人々の姿が増えた
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八年間われに潜みし蕁麻疹このごろ出でず死に絶えしかも
4
バス停でしみじみ時刻表見たり会社を辞めて用は無けれど
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雷の嫌ひな犬や今頃は部屋の隅にてうずくまり居む
6
伊豆でつゆ草模様の皿を買う 家に帰って干物をのせて晩酌
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公園の女神像は甕から水を注ぎ 噴水からは虹が生まれる
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眼の前を横切った蚊がカーテンに止まっている殺すか放っておくか
4
扇風機の風くるたびに持つ本の紐の栞がしきりに揺るる
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剪定は伐採にあらずと女房はわれを睨んでため息を吐く
3
左翼は保守とよく話さねば正反から合ヘーゲルがそう言っている?
2
夏の海は太陽にキラキラと輝き波はわたしの心を揺らして不安
2
保護犬を飼ひて茂吉を思ひ出す「生長ののちは賢くなれよ」
8
デブった親父の後ろを太った息子が捕虫網を持って歩いている
3
鉄線を越へたる葛の先端が虚空に伸びて左右に動く
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広げたるシーツの上にすたすたと飼ひ犬が来て足跡つけぬ
8
休みかと母の問ひたる昨日にて会社辞めしと我の答へぬ
6
潜っては浮くカイツブリ 水面に波紋が広がり映る雲も揺れる
2
現代詩集を読む 詩人略歴を見るとやたら東大早大が多い
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豪華客船は港を離れ人々はしきりに手を振っている さようなら
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この犬は女と云ふに片足を上げ電柱にマーキングする
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飼ひ犬の見てゐる方に目をやれば網戸の裏に蟬とまりをり
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カワセミが水面に飛び込み一瞬で水が飛び散る枝に戻るのも早い
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公園の海に面したベンチ 夕日が沈む頃に波の音が強まる
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お互ひに頭突きをしあひ別れたり半年ぶりに飲みたる吾等
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