Utakata
登録
Login
ひな ろくろう
フォロー
28
フォロワー
35
投稿数
452
文語旧カナでしたが 口語自由律風なものも詠みたいと思っています
叙景 叙情 叙事とありますが 政治事はあまり受けませんね 茂吉 佐太郎が好きです
あとは方代 比呂志 誠夫 などです
« 最初
‹ 前
…
7
8
9
10
11
12
13
14
15
…
次 ›
最後 »
真つ直ぐに行けば我が家と思ひしが場面かはりて岩に立つ夢
8
ダチョウのように穴に首を入れていれば平和 そうと聞こえる
4
埴谷雄高の「死霊」を読む 意味不明 自分が馬鹿なのだろう
3
庭にでて酔ひを醒ませる吾がそばで犬は頻りに穴を掘りをる
8
保護犬に注射3本薬一年ぶんで5万円 われよりはるかに優遇
2
立憲のポスター「戦争はしない」 強姦されても抵抗しないと云うことか
1
女房に処方されたるステロイドかつてに塗れば湿疹が出る
6
ビックロビンの新しい葉が朝日に輝いている今日も良い日だ
3
握り飯うばひ去りたる猛禽がわれに残しし指の傷あと
8
動物愛護それは分かるが人も飢えてる
2
若き日に「アウトサイダー」書きし人今裕福にワインなど飲む
3
私のような者でもある時は「釈迦に説法」されてる気分
3
内灘の砂丘つづきて海の家荒るるに任せ烏らの声
3
無為にしてショパンを聞けば次の日も頭の中でバラード響く
7
すごい格好をした二人が近所の家に入って行ったコロナかねと女房が言う
3
電車にてパソコンなどを広げをるかういふ者を馬鹿たれと云ふ
1
捕まりて宇宙人らに洗脳をされゐる気分MRI
14
伸びた足の爪を切るなにか一仕事やり終えた気分
3
太陽がヨハン・シュトラウスを響かせて水平線から私を照らす
4
ワイドショー見るとその内アカになる昔は馬鹿になると言っが
2
昼間より飲む 李白牧水ハイヤーム 旅人なども我れの酒友
5
沈痛な選挙事務所のとなりには「大願成就」の酒を売る店
5
半球を風に飛ばせし蒲公英の絮は壊れし月のごとあり
6
池のもに浮かぶ枯れ葉をわけながら鯉ゆるゆると我に近づく
6
久びさに娑婆に出てきし思ひわく小町道りに知らぬ店ふえ
7
散歩すら覚束なしと思へるに顎突き出して老人走る
6
読み終へし本おほかたは古本屋ブックオフに直行をする
3
池のもにつつと波たち走れるが何も見えねば風の悪戯
5
骨壺の半分ほどに納まりて母はわたしの手の内にある
25
戒名などを考える 真夜中に目の覚めて眠れず
3
« 最初
‹ 前
…
7
8
9
10
11
12
13
14
15
…
次 ›
最後 »