Utakata
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ひな ろくろう
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文語旧カナでしたが 口語自由律風なものも詠みたいと思っています
叙景 叙情 叙事とありますが 政治事はあまり受けませんね 茂吉 佐太郎が好きです
あとは方代 比呂志 誠夫 などです
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ちらちらと陽炎が立つ 三十女が下りてくる坂
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田坂広志の「死は存在しない」新しい教えの様に量子力学
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それぞれの過去 それぞれに連れあい 二人で池の鴨を見ている
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負傷した蟻一匹がよろよろと壊れたターミネーターのごとくに歩く
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昨日はムンク今日は東京大空襲いつも散歩で見える朝焼け
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癌センター煙突うえに揺らぐものむかし火葬場で見たことがある
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阿弥陀さんの極楽と云うは 量子学の死後行く所に似ている
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またも季節がめぐり来て家のあちこちにクモの子がいる
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砲列のごとくにカメラ いつ来るか分からぬ川せみを待ち
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ベランダの床にながなが寝そべつてもう2時間か小春日のいぬ
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女房が出かけていった 昼はカップヌードル やっぱり酒か
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急降下と云う技があり鳶にお握り持って行かれた
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テレビ用われのソファーに身を伸ばし昼寝している飼犬ひなは
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魂はゼロ・ポイント・フィールドに帰るのか とりあえず今を生きよう
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枯れて立つメタセコイアの影 遠方にひろがる雲と夕焼け
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朝より風強い曇り日 買い物に行くのは止めようと女房が言う
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人々の願いと言うは幸福と平和でなきや ならばどうする
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学校ではマスク不要着用と詰まらぬ事をテレビが映す
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「我々は微力だが無力では無い」良い言葉だと手帳に記す
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風のない公園 ベンチにいれば時の静止を思わせる竹むら
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昼酒のあと床に転がり寝る 暖かき冬の日を受けて至福
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公園の広場を埋める枯れ落葉 アリ一匹が果てのない旅
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「電気代値上げ反対だから脱原発」とデモ 訳が分からん
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遠方の黒く見えるはドローンか鴉にしては垂直に飛ぶ
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もろ共に滅びかねない原爆も使ふ危険の独裁者をり
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ゼレンスキーの爪の垢でも飲ませたい媚中議員や岸田総理に
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砂山の砂太陽に焼かれいて時々強き風に流れる
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意識とは成長を続ける神 量子力学で言えばそうなる
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氷上に投げた氷が飛び散って池のはしまで素速く走る
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「ケイタイといえば公明党」と云うポスター目にするこれが政党
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