赤珠
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幼き日 雑誌にて見たり 若き寺尾 真冬の訃報 往時を思う
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もみ上げが 白く変わりし 我が身かな 無理利かざると 悟る初冬に
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クリスマス パーティする者 所詮似非 するなら燭火 捧げ行くべし
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寒風も 消防士たち 鍛錬す 威勢聞こゆる 署の中庭か
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目の前で 電車の異音 立往生 北風刺して 急ぎ駅出る
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愚か者 今も昔も 変わらずや 開戦日見る 国会中継
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クリスマス ツリーの上に 飾る星 ベツレヘムなる 名前初に知る
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何ゆえに 同級生も 会えざるに えにし切れしを 悟るる初冬
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二十年 渋谷で遊び 時は過ぎ 街は変わりし 淋しきの冬
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買い忘れ 慌てて店に 買いに行き 早い日没 師走の下で
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六点の 勲章下げて 繁殖に ダービー取れずは 惜しまれたるや
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師の走り 其に相応しき 大寒波 酷暑の日々が もはや遠き日
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悪評を 受けて書かれる 我が母校 溜飲嘆きが 相交じる冬
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珍しく 山手線が 事故遅れ 寒風の下 迂回する朝
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店閉じた ラーメン店の 後継ぎで 食す嬉しき 巣鴨の処寒
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仕出し屋の 秋の味覚に 舌鼓み 陸の孤島で 楽しみを得ん
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晩秋も 朝の冷え込み いと寒し 襟巻き厚手 もはや必須なり
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茶ブレザー 襟巻き巻いて 駅歩く 少女ももはや 冬に備えん
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愛は勝つ 昨今はまるで エゴは勝つ 晩秋に往く KAN何思う
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陰湿は 日本文化か Jとヅカ 秋風の下 溜息つきて
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晩秋の 外の空気は 十度切り 缶コーヒーが 懐炉となりぬ
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シルエット ロマンス聴くも 外の風 木枯らしは吹き 歌姫連れ往く
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晩秋に ロマンス歌う 姫が往き 世代の変わり 進むと感ず
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タイガース 強きを称え 明くる日は 感謝セールに 臨む我が身
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夜九時の オフィス見上げ 照る窓に 残業あるのか 霜月の夜に
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かの生は 禍福あざない 体現し 四代朝潮 秋に旅往く
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ハロウィンの 菓子求むる 者見れば 亡者か魔女か それとも小童ガキ
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唐茄子が 灯籠となる ハロウィンか ケルトの晦日 未だ馴染めぬ
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秋の盾 去年末脚 そして今日 見届けたるは 超絶的記録レコードタイム
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晩秋に 犬塚翁ワンさん天に 旅立ちて クレージーキャッツ 伝説となり
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