Utakata
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歌づくり己ひとりと向き合へば死ぬるもひとり日はまた昇る
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『キャプ翼』で子どもの時から知つていた網膜剥離は失明の危機/9/22
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アイロンを習うと妻が言つたので初めて託す子どもの白衣/9/21告知翌日
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目の中で黒いスライム飼つている歩けば跳ねて術後良好
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私有地でフォークリフトを手繰らへばいつもと同じ風が頬なで
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眼帯で隠せば逆に見える気がたとへば会社の行く末だとか
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点眼し上向きながら髭を剃る今日から徐々に日常再開
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生きてゆく家族と笑い生きてゆく左目なんかつぶって笑う
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大谷は三打連続ホームランまさか己もかっ飛ばすとは/紹介文に理由記載
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キリのいい数字の壁を軽く翔び前人未踏を歩む英雄
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喉元を過ぎてビールは同じ轍まずは切り換えプリン体ゼロ/意外とうまい
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図書館で借りた教本折り紙を作る長月ヘビやアザラシ
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下の子の誇らしげなる握り箸いつか掴めるはじめの
一箸
(
いっちょ
)
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祖父からの葉書がとどく秋の夕九十五歳生き様の文字
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仲秋と残暑のはざま彷徨つて結露でくもるコンビニの窓
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いつだってかわいい名前に油断してピロリ菌とかプリン体とか
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オジサンが一気呵成に攻めてきた深夜襲来右足の先/今度は痛風
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「あれ、月」という間に昇るバーベキュー キレイなものは遠くにあるの
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敬老の日の発祥は兵庫県 辞めぬ県知事嘆く老人
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中庸を取るてんびん座コーヒーと牛乳の間を好む
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ベテランのピッチャーフォームをイメージし腰に負担をかけない動作
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スピードを競う時代は終わったと一つ一つを丁寧に積む/腰痛のため
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地区と町隔週ひらく秋祭りジュース屋になり輪投げ屋になり
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腰痛の母にシンクロ我もまた 咳しただけで電流走る
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居直った裸の王様ご開帳肩身のせまい兵庫県民
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とびきりの笑顔で帰る下の子を迎える自宅裏の倉庫で
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歌を詠み独りよがりを飼い慣らし今も昔も雨に打たれる
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雑念を振り払うごと風呂掃除一心不乱黒ズミをとり
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名も知らぬ誰かを愛しているのかな逢えない君に今逢いたくて
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想い出は想い出のままうつくしく分かっちゃいるがインスタをみる
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さよならを言葉にせずに就職し恋のおわりをごまかした夜
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